トランプ政権 関税措置で最高裁に上訴 敗訴なら合意解消

トランプ政権は9月3日、相互関税などの措置について、連邦最高裁判所に上訴したと米国の複数のメディアが報じた。これは米国の連邦控訴裁判所が、トランプ政権の相互関税などの措置について、違法だとした1審の決定を支持する判断を示したことを受けたもの。
トランプ大統領は最高裁で敗訴すれば、関税措置を巡る日本などとの合意を解消する可能性があるとの認識を示している。トランプ氏の全世界に対する、根拠希薄の一方的な関税通告で物議を醸した関税措置の、各国のギリギリでの合意事項が土壇場で覆る可能性が出てきた。そうなれば全世界は大歓迎だ。