不動産経済研究所によると、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で8月に発売された新築マンションの平均価格は、前年同月比8.3%高の1億325万円となり、2カ月連続で1億円を超えた。
このうち東京23区の平均価格は1%下落して1億3,810万円だった。下落は4カ月ぶり。これは供給戸数が多く、販売された価格帯も比較的幅広くなったことが影響したためで、いぜんとして高い水準が続いている。
都内の23区以外の地域では26.6%高の6,518万円、神奈川県は10.2%高の6,608万円、埼玉県は10%高の5,918万円、千葉県は16.1%高の6,143万円と、いずれも値上がりが続いている。