千葉・幕張メッセで4日間にわたり開催された、国内最大級のデジタル技術の見本市「CEATEC(シーテック)2025」が10月17日閉幕した。来場者数は9万8,884人にとどまった。前年から12%減り、目標としていた10万人には届かなかった。前年がジャパンモビリティショーとして併催だったことで、その反動が出た。出展者数は810社・団体で、2007年、2001年に次ぐ過去3番目の水準だった。
今回は進化する人工知能(AI)という共通テーマはあったものの、突出して目立った用途がなく、製造現場の効率化から住生活の改善「と多種多様で、目玉が分かりづらくなっていたことが響いた。