3歳牝馬3冠レース最後の第30回秋華賞(G1、芝2000m、18党出走)は10月19日、京都・淀競馬場で行われた。桜花賞馬エンブロイダリー、オークス馬カムニャックら有力馬が顔を揃えた。レースは1分58秒3で、3歳最強牝馬にクリストフ・ルメール騎乗の2番人気のエンブロイダリーが輝いた。1着賞金1億1,000万円を獲得した。桜花賞との牝馬2冠は2007年のダイワスカーレット以来18年ぶり。このレースでルメール騎手は4勝目、森一誠調教師は初勝利。
直線、先手を取った5番人気のエリカエクスプレスが逃げ込を図る中、好位から抜け出したエンブロイダリーが半馬身差、差し切った。3着には6番人気のパラディレーヌが入った。1番人気に支持されていたカムニャックは直線伸びず16着に敗れた。