宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月22日午前10時51分ごろ定刻通り、種子島宇宙センター(所在地:鹿児島県南種子島町)から、国の大型基幹ロケット「H3」8号機を打ち上げた。ただ、打ち上げから約30分後に「第2エンジンが早期に燃焼終了した」と発表。これを受け文部科学省は、同日設置した対策本部で搭載した準天頂衛星「みちびき」5号機を予定の軌道に投入できず、打ち上げは失敗したことを明らかにした。JAXAは詳しい状況を確認している。
H3は基幹ロケット「H2A」「H2B」の後継機としてJAXAと三菱重工業が2014年から総額2,400億円を投じ開発した。