ジャカルタでアニメやJポップ 1週間で16本一挙上映

ジャカルタでアニメやJポップ 1週間で16本一挙上映
 3月14日~20日までの日程で「ジャパン・アニメ・Jポップ・ウィーク(じんぱくと)」がインドネシア・中央ジャカルタのプラザ・スナヤンの映画館「ⅩⅩⅠ」で行われている。期間中、劇場用アニメーションと音楽アーティストライブ各8本の計16本が上映される。インドネシアの商業映画館で日本映画がまとめて公開されるのは初めて。
 経済産業省が主導するコンテンツ産業強化対応支援事業として、映画興行会社、ティ・ジョイ(東京都)がインドネシアのシネコン最大手「21シネプレックス」と提携し、日本式コンテンツ・ビジネスモデルを検証、インドネシアのコンテンツ産業との関係構築の足掛かりにしたい考えだ。日本のコンテンツ産業がインドネシア進出に向けて動き出したプロジェクトのいわば第一弾となる。
 今回上映される作品には「クレヨンしんちゃん」や「ワンピース」のように、テレビ番組やコミックを通じて人気のある作品の劇場版がある一方で、大人も楽しめる芸術性の高い「星を追う子ども」のような作品も揃えている。