ヤマハがインドネシアでスポーツバイクを製販

ヤマハがインドネシアでスポーツバイクを製販

 ヤマハ発動機は4月16日、インドネシアでマニア向けのスポーツバイク「YZP-R15」を製造・販売すると発表した。5月に発売し、初年度5万台の販売を目指す。価格は2800万ルピア(約25万円)。これまではインドで製造していた。

 

現代自動車 新型車好調で今年はシェアアップを期待

現代自動車 新型車好調で今年はシェアアップを期待

 韓国系の自動車大手ヒュンダイ・モーター・インディア(HMIL)のラケシュ・スリバスタ副社長(マーケティング・販売担当)は、小型ハッチバック「グランド10」やファミリー向け小型セダン「エクセント(Xcent)」、スポーツタイプ多目的車(SUV)「サンタフェ」など最近、市場投入した各車種が好評を得ていると、シェア拡大の期待感を示した。PTI通信が報じた。同副社長は「今年は業界平均を上回る成長を見込んでおり、昨年20.7%だったシェアをさらに拡大できると確信している」と語っている。インド自動車工業会(SIAM)の発表によると、HMILの昨年度の販売台数は37万9555台と前年度を0.9%下回っている。

グリーンプラザ開発がホーチミン市に事務所開設

グリーンプラザ開発がホーチミン市に事務所開設

 不動産賃貸事業を展開するグリーンプラザ開発(福岡市中間市)は、ベトナムホーチミン市に駐在員事務所を開設する。現在準備を進めており、早ければ6月にも開設する。ベトナム南部で不動産事業を展開するため、駐在員1人を派遣し調査を進める。

 同社は福岡県を中心に商業施設を開発し、約60社に計19万平方㍍余を賃貸している。グループ会社には建材製造、医療・福祉、ユニフォーム製造企業などがあり、ユニフォーム製造ではホーチミン市にある級力企業に生産委託している。NNAが報じた。

堅調インドネシアの1~3月の新車販売11%増

堅調インドネシアの1~3月の新車販売11%増

 インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)によると、同国の2014年第1四半期(1~3月)の新車販売台数(出荷ベース、確定値)は、前年同期比11%増の32万8554台だった。低価格帯の多目的車(LMPV)の販売好調と、13年9月から順次販売されたエコカー政策、LCGCの適合車が4モデルで計4万3999台となり、全体を押し上げた。

 企業別にみると、首位のトヨタ自動車は前年同期比9.2%増の11万3481台、2位のダイハツ工業は同21.9%増の5万1488台、3位のスズキは同16.7%増の4万2281台、4位三菱自動車は同4.8%増の4万1464台、5位のホンダは同34.8%増の3万6079台となり上位5社で最も大きな伸びを示した。LCGCの販売台数はトヨタ「アギア」2万631台、ダイハツ「アイラ」1万2697台、スズキ「カリムン ワゴンR」5888台、ホンダ「プリオ・サティヤ」4783台だった。

 なお、3月の販売台数は前年同月比18%増の11万3079台で、3カ月連続で10万台を超えた。これは、過去最高を更新した13年9月の11万5973台に次ぐ水準。

日立システムズ シンガポールのIT企業に出資

日立システムズ シンガポールのIT企業に出資

 日立システムズ(東京都品川区)は4月15日、スマート情報分野を強化するため、シンガポールのベンチャー企業アイアップス(iAPPS Pte Ltd)に6.9%出資したと発表した。第三者割当増資を引き受けた。出資額は非公表。 同社は今回の出資に伴い、位置情報プラットフォームサービスの先進的企業であるアイアップスと位置情報サービス分野で協業、共同研究を推進し、新たなサービスの提供を目指す。

 

JBICが三菱UFJと丸五ゴム子会社に協調融資

JBICが三菱UFJと丸五ゴム子会社に協調融資

 国際協力銀行(JBIC)は4月9日、丸五ゴム工業(岡山県倉敷市)との間で融資金額400万米㌦(JBIC分)の貸付契約を締結した。本融資は三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資額は600万米㌦相当。

 今回の融資は丸五ゴムがインドネシアで出資する子会社PT MARUGO RUBBER INDONESIA(PTMI、西ジャワ州カラワン県KIIC工業団地内)を設立し、自動車用ゴム製品の製造・販売事業を実施するために必要な資金を融資するもの。

 

遠藤照明シンガポール子会社の設立手続き完了

遠藤照明シンガポール子会社の設立手続き完了

 業務用発光ダイオード(LED)大手の遠藤照明(大阪市中央区)は4月10日、シンガポールにおける子会社の設立手続きが完了したと発表した。同社の100%出資による「ENDO Lighting SE Asia Pte.Ltd.」は4月1日付で設立。資本金は50万米㌦。アジアにおける照明事業拡大の拠点の一つで業容拡大を目指す。

 

エスフーズが神戸牛輸出拡大へ拠点設立を検討

エスフーズが神戸牛輸出拡大へ拠点設立を検討

 食肉エスフーズ(兵庫県西宮市)の村上真之介社長は。神戸牛の輸出を拡大するための海外拠点の設立を検討していることを明らかにした。神戸牛はシンガポールを含め5カ国・地域に輸出されており、輸出実績のある地域に拠点を設立したい意向。

 同社広報担当者によると、神戸牛の輸出先はシンガポールのほか、タイ、マカオ、香港、米国。同社は2012年2月期にマカオから神戸牛の輸出を開始しており、シンガポールへの輸出は13年から開始している。シンガポールは拠点候補地の一つで、設立時期や進出形態は未定という。

 

中央精機が西ジャワ州でアルミホイールの第2工場

中央精機が西ジャワ州でアルミホイールの第2工場

   中央精機(愛知県安城市)は4月11日、インドネシアでアルミホイール第2工場の開所式を執り行った。これにより、生産能力は現行の年間25万個から10月には2倍の50万個に、15年11月には4倍の100万個に引き上げる計画だ。

新工場はジャカルタ近郊の西ジャワ州カラワン県のスルヤチプタ工業団地に26億円を投じて建設。工場の敷地面積は5万4263平方㍍、建屋面積は9287平方㍍。自動車用の15~18インチの鋳造アルミホイールを生産する。製品は全量インドネシア国内に供給する。親会社のトヨタ自動車の現地工場向けが中心。

東ジャワ州スラバヤの第1工場と比べ設備投資額を33%、生産スペースを44%、人員を32%それぞれ削減。鋳造機や塗装ラインに台湾製を導入することなどで、日本製以外の調達率の割合を8割近くまで高め、コスト競争力を強化した。

13年度のインド新車販売は5年ぶり前年割れ 金利高で

13年度のインド新車販売は5年ぶり前年割れ 金利高で

 インド自動車工業会(SIAM)が4月11日発表した2013年度(13年4月~14年3月)の新車販売台数(乗用車・商用車合計)は、313万6423台で、12年度比9%減だった。インドで新車販売がマイナスとなるのはリーマン・ショックの08年度以来。全体の8割を占める乗用車は6%減となった。金利高に加え、燃料代の高止まりが購入心理を冷やした。主要メーカーでは最大手のマルチ・スズキは微増、ホンダが83%増。タタ自動車は37%減と落ち込んだ。