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ムスリム観光客受け入れへ日本アセアンセンターがウェブで案内

ムスリム観光客受け入れへ日本アセアンセンターがウェブで案内
 東南アジア諸国連合(ASEAN)貿易投資観光促進センター(日本アセアンセンター)は4月1日、ASEANから日本を訪れるムスリム観光客の受け入れ態勢整備を目的に、ホームページで旅行会社や飲食店など観光業関係者や地方自治体担当者向けに、基礎的なイスラムの知識から団体客のもてなし事例まで実用的な情報を掲載、案内サービスを始めた。
 内容は「イスラム教とムスリム」についての基礎的な知識に加え、実際にどのような点をムスリムが気にかけるかを観光客の声として紹介。「ムスリムおもてなし5カ条」では、ムスリムに接客する際の5つの主な注意点を挙げ掲載。ムスリム観光客受け入れでとくに重要な食事・お祈り・接客はそれぞれ独立した項目を設けて詳しく紹介している。
 インドネシアやマレーシアなどムスリム人口の多い国からの観光客増加が見込まれる中、同センターでは自治体でのセミナーと合わせて、ムスリムへの理解を促す活動に注力していく考え。

日系企業をサポート JACがスラバヤ支店を開設

日系企業をサポート JACがスラバヤ支店を開設
 JACリクルートメントは、首都ジャカルタに次ぐインドネシア第2位の人口を誇る東ジャワ州スラバヤ市に支店を開設、4月2日から営業を開始した。場所はパングリマ・スディルマン通り沿いのオフィスビル「インティランド・タワー」の2階。日本人コンサルタントも置き、日系企業はじめ現地企業向けに人材紹介のほか、ビジネスコンサルティング、ビジネスマッチング、現地視察、各種手続き代行、翻訳・通訳サービスなどを手掛ける。
 今回のスラバヤ支店は、現地ではジャカルタ本社、西ジャワ州ブカシ県、カラワン県の両支店に次ぐ4カ所目の拠点となる。スラバヤでは周辺の工業団地を含めた最低賃金が首都圏に比べ大幅に低く、製造業の進出が増えていることもあり支店を設けた。

2月の貿易赤字は3.3億ドルに拡大 5カ月連続の赤字

2月の貿易赤字は3.3億ドルに拡大 5カ月連続の赤字
 インドネシア中央統計局が4月1日発表した貿易統計によると、2月の貿易赤字は3億3000万㌦(約309億円)となった。1月の改定値、7500万㌦から4倍超に拡大した。赤字は5カ月連続。輸出額は前年同月比4.5%減の149億9000万㌦。一方、国内景気の好調や通貨ルピア安を受け、輸入額は同3%増の153億2000万㌦だった。

3月の消費者物価が5.9%上昇 3カ月連続の拡大に

3月の消費者物価が5.9%上昇 3カ月連続の拡大に
 インドネシア中央統計局は4月1日、3月の消費者物価指数が前年同月比5.9%上昇したと発表した。前月の5.3%を上回り、2011年5月以来の高い水準となった。上昇幅拡大は3カ月連続。1~3月の累計インフレ率は2.4%に達した。輸入規制の影響などでニンニク、タマネギなど基礎食料が前同月比10%超上昇している。

日本がインフラや医療環境整備に総額26億円の無償資金協力

日本がインフラや医療環境整備に総額26億円の無償資金協力
 日本政府はインドネシア政府からの支援要請を受け、地震、津波の観測機器整備、感染症検査機材などインフラや医療環境整備のため、総額26億7300万円の無償資金協力を実施することを決めた。
 対象となるのは①地震、津波の観測機器整備と、震源の推定や津波状況の分析精度の向上支援②西ヌサトゥンガラ州スンバワ島に橋を架け、住友商事、住友金属鉱山などが出資する銅山開発支援③保健省の国立保健研究開発研究所、アチェの生物医学研究開発センターに感染症検査機材の供与と、鳥インフルエンザなどの感染症の拡大防止機能向上支援-の3件。

 

JICAが政府と総額100億円超の円借款の貸付契約に調印

JICAが政府と総額100億円超の円借款の貸付契約に調印
 国際協力機構(JICA)は2011年8月の日本・インドネシア両国政府の合意に基づき、3月28日、インドネシア政府と総額101億4200万円の円借款貸付契約に調印した。これに伴い、今年度のインドネシア向け円借款は、総額256億3200万円となった。
  今回調印した円借款の対象は①西ジャワ州インドラマユの国営電力PLN石炭火力発電所でのコンサルティング・サービス②マルク州アンボン島にPLNが建設する地熱発電所の建設、調査掘削の支援、施工管理③公共事業省水資源総局管轄の西ジャワ州チタルム川上流の河川改修、砂防堰堤工事における、入札図書の作成支援、施工管理、予報・警報システム構築-の3件。

13年の経済成長率は6.3% 中銀が見通し

13年の経済成長率は6.3% 中銀が見通し
 インドネシア中銀は、13年の経済成長率について昨年を0.1ポイント上回る6.3%になるとの見通しを明らかにした。インフレ率は目標とする3.5~4.5%を堅持する方針を示した。赤字幅が拡大している経常収支は、国内総生産(GDP)比2.7%の前年の赤字が、13年は2.5%に縮小するとの見通しを表明した。

 

公共事業省が2378事業、総額2025億円分を承認

公共事業省が2378事業、総額2025億円分を承認
 地元紙によると、公共事業省は計画している3134の橋・道路建設事業のうち、約76%にあたる2378事業、総額20兆9800億ルピア(約2025億円)を承認した。西ジャワ州のチレウニ~ダウアン(チスムダウ)高速道路と、北スマトラのメダン~クアラナム間の高速道路で、建設費の9割を拠出する予定の中国の輸出銀行からの融資が遅れており、工期に支障が出ていることを明らかにした。同省はさらに今年中に、12%分の事業を承認する方針。

韓国の崔虎星が優勝 横尾が2位タイ インドネシアPGA

韓国の崔虎星が優勝 横尾が2位タイ インドネシアPGA
 日本男子ツアー第2戦とワンアジア・ツアーを兼ねる「エンジョイ・ジャカルタ・インドネシアPGA選手権」は3月31日、西ジャワ州ボゴール県タポスのエメラルダGC(9198ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われ、韓国の崔虎星(39)がスコアを伸ばし、通産19アンダーで優勝した。日本の横尾要(40)が17アンダーで2位タイに入った。谷原秀人(34)、武藤俊憲(35)が5位タイ、池田勇太(27)は7位だった。
 インドネシアPGA選手権の賞金総額は100万㌦。今回から日本ゴルフツアー機構(JGTO)の獲得賞金に加算されるようになり、日本勢46人を含む156人が参加した。

ユドヨノ大統領、インドネシア最大与党の党首に

ユドヨノ大統領、インドネシア最大与党の党首に
 インドネシア最大与党の民主党は3月30日、バリ島で地方支部代表らによる臨時党大会を開き、現在、党最高顧問のユドヨノ大統領を党首に選出した。同党は、アナス・ウルバニングルム前党首が汚職事件の捜査対象となったことを受けて、2月下旬に辞任し、党首が不在となっていた。同国では2014年に総選挙と大統領選が控えている。