建設用特殊ねじのトップメーカー、日本パワーファスニング(本社:大阪市北区)は12月20日、中国連結子会社の蘇州強力五金有限公司(以下、蘇州五金)が営む中国事業から全面撤退すると発表した。蘇州五金は1994年10月から同社連結子会社として日本のプレハブ住宅向けを中心にねじ・金物等のファスナーを生産してきたが、中国現地の人件費の高騰、環境規制の強化等から採算性が低下し、2012年度から営業赤字が続いており、今後の黒字化も困難と判断した。事業撤退完了日は2020年4月末日の予定。
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大阪府・市 IR事業者の公募開始 2026年度末までに開業が条件
SGモータース ベトナムでJOINとコールドチェーン支援事業に参画
SGホールディングスグループで、車両整備や車両販売事業を展開するSGモータース(所在地:都京都江東区)は12月24日、海外交通・都市開発事業支援機構(所在地:東京都千代田区、略称:JOIN)と、ベトナムのコールドチェーン支援事業に参画すると発表した。2019年5月に設立した現地法人「SGモータース・ベトナム」(所在地:ベトナム・バクニン省シンガポール工業団地内)が、ベトナムでの車載冷蔵・冷凍設備の製造・販売を足掛かりに、同国の小口冷凍冷蔵配送の普及を目指す。 SGモータース・ベトナムの資本金は1,162億ベトナムドン(約5億円)。総投資額はSGモータースが4億円、JOINが2億2,000万円。建設中の工場面積2,090㎡で、2020年2月の事業開始を予定。
コマニー パーティション事業 中国子会社の全出資分譲渡し債権放棄
コマニー(本社:石川県小松市)は12月23日、100%出資でパーティションの製造・販売を手掛ける連結子会社、格満林(南京)新型建材科技有限公司(所在地:中国・南京市)の、全出資持分を南京若林企業管理諮詢有限公司に譲渡すること、および格満林(南京)新型建材科技有限公司に対する債権を放棄すると発表した。 格満林ブランドの浸透と生産効率の改善には一定の成果は出せたものの、販売激化により収益確保が困難な状況にあることから、譲渡することを決めた。譲渡価額は1億500万人民元(16億8,000万円)、事業譲渡日は2020年1月15日の予定。また出資持分の譲渡に伴い、同子会社に対する貸付金17億4,500万円を2020年1月15日に債権放棄する予定。
トーホー 香港業務用食品卸売のSuitfit社を子会社化,香港でシェア拡大へ
カンボジア日通 プノンペンロジスティクスセンター竣工
パキスタンと「特定技能」制度の適正運用で協力覚書
ヤマハ発動機 インドの排ガス新規制適合のスクーター発売
日本 ラオスの防災・災害対応能力強化の資機材供与で無償資金協力
TOTO 中国とベトナムに総額約300億円投じ衛生陶器の新工場建設
TOTO(本社:北九州市小倉北区)は12月23日、中国とベトナムにそれぞれ衛生陶器の新工場を建設すると発表した。中国では、グループ会社の東陶(福建)有限公司が約153億円を投じ、中国市場で今後見込まれる需要増大に応えるため第2工場(仮称)を建設する。ベトナムでは、グループ会社のTOTOベトナムが、約146億円を投じフンイェン省の第3工場の敷地内に第4工場(仮称)を建設する。 中国の第2工場の敷地面積は約20万㎡、延床面積は約5万㎡(鉄骨造3階建て)。生産能力は年間約120万ピース。2021年4月からの本格稼働を目指す。ベトナムの第4工場の敷地面積約24万㎡(第3工場含む)、延床面積約10万㎡(鉄筋コンクリート造3階建て)。生産能力は年間約107万ピース。2020年2月着工、2022年7月からの本格稼働を目指す。両工場ともエネルギー効率の高い最新設備を導入し、環境への配慮と働きやすい職場を両立した工場を目指す。