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24年 地域ブランド「豊岡鞄」生産数7.6万個で過去最多に

兵庫県鞄工業組合によると、地域ブランドの「豊岡鞄」の2024年度の生産数が7万6,000個とこれまで最も多かったコロナ禍前の2019年度6万5,100個を上回り、過去最多となった。
豊岡鞄は、豊岡市の基幹産業であるかばん産業の振興を目指して2006年に導入した認定制度。同市で生産されたかばん製品のうち素材や縫製など7つの品質基準を満たした製品について、同工業組合が認定したもの。一定期間の保証や修理のサービスを受けることができる。
組合事業者らは小型のバッグや子ども向けランドセルなど職人技を生かして流行や需要に合わせた製品の開発に取り組むほか、東京や大阪などに専門の店舗を出店するなどを市場拡大につなげている。

桜花賞 エンブロイダリーG1初制覇 雨中 鋭い末脚発揮

競馬の3歳牝馬クラシックレースの初戦、第85回桜花賞(1600m芝、G1)は4月13日、兵庫県宝塚市の阪神競馬場で行われた。混戦が伝えられた中、3番人気のエンブロイダリー(ジョアン・モレイラ騎乗)が鋭い末脚を発揮し、G1初勝利を飾り、1着賞金1億4,000万円を獲得した。
ブラジルのモレイラ騎手は昨年のステレンボッシュに続いて、このレース2連覇を果たした。厩舎開業2年目の森一誠調教師(美浦)はG1レース初挑戦で初勝利を挙げた。雨が降り続く重馬場だったが、走破タイムは1分33秒1の好時計だった。
2着に2番人気のアルマヴェローチェ、3着に4番人気のリンクスティップが入線。1番人気に推されたエリカエクスプレスは5着だった。

ミャンマー地震 倒壊マンションで日本人1人の死亡確認

日本の外務省は、ミャンマーで3月28日に発生したマグニチュード(M)7.7の地震で、震源に近い中部の同国人口第2の都市、マンダレーで連絡が取れなくなってた日本人1人について、4月12日に死亡が確認されたと明らかにした。在ミャンマー日本大使館を通じ、被災現場で日本人の死亡が確認されたと、ミャンマー側から連絡があったという。マンダレー市内の11階建てのマンションに居住していたとみられる。

スマホ「半導体関税対象」1, 2カ月内導入示唆 米商務長官

米国のラトニック商務長官は4月13日、相互関税の対象外とされたスマートフォンなどの電子機器について「今後導入される半導体への関税の対象には含まれる」と述べた。米ABCテレビのインタビューで語った。ラトニック氏は、1〜2カ月以内に半導体を含む分野別の関税を導入するとのん見通しを示した。

「1万人の第九」Adoさんライブ, 水上ショー饗宴 万博初日

大阪・関西万博は開幕初日の4月13日、あいにくの雨だったが、早朝から入場ゲートは大混雑し、人気のパビリオンにも長蛇の列ができた。予定されていた航空自衛隊の曲技飛行隊「ブルーインパルス」の展示飛行は、天候不良で注視となったが、開幕を祝う多彩なイベントで盛り上がった。
開場時刻の午前9時、大屋根リングでベートーベンの「交響曲第9番」第4楽章を1万人で合唱する「1万人の第九 EXPO2025」があり、公募で選ばれた1万263人(6〜93歳)による歌声で祭典の幕を開けた。午後7時過ぎには会場南側のウォータープラザで会期中、毎夜ある水上ショー「アオと夜の虹のパレード」があった。午後7時45分ごろからは会場西側の屋外ステージ・EXPOアリーナで、素顔を見せずに活動し、国内外で人気を誇るAdoさんのライブがあった。

東京消防庁 乳幼児の誤飲で救急搬送5年間で5,000人超

東京消防庁によると、管内で2023年までの5年間に、5歳以下の乳幼児が食べ物などを喉に詰まらせるなどして窒息し、医療機関に救急搬送されたケースが計5,528人に上ったことが分かった。年齢別で多いのが0歳児で2,021人、1歳児が1,432人、2歳児が799人となっている。
窒息が起こった場所は、自宅などの居住場所が全体の9割を超える5,120人で、時間帯は夕方から夜にかけてが最も多かった。窒息の原因は食品や菓子、おもちゃなどを「誤飲」、「誤えん」するもの。多いのが食品や菓子で1,208人、続いておもちゃが970人だった。
治療にあたる小児科医は、これらの誤飲や誤えんは窒息死の危険性があり、重い後遺症が残ることもあり、注意が必要と指摘している。

馬インフル発生 熊本県の農場3カ所で 国内では17年ぶり

軽種馬防疫協議会(所在地:東京)は4月8日、熊本県の農場3カ所で馬インフルエンザが発生したと発表した。同県では感染した馬の隔離や、施設の消毒作業に追われ、まん延防止に努めている。
馬インフルエンザは発熱を伴う呼吸器疾患で、人などうま以外の動物には感染しないとされている。国内での発生は2008年以来、17年ぶり。

24年 独居死亡者7万6,020人, うち孤立死推計2万1,856人

警察庁によると、2024年に自宅で亡くなった独り暮らしの人が7万6,020人に上った。また、内閣府の推計によると、このうち死後8日以上発見されず「孤立死」したとみられる人数は2万1,856人に上ったことを明らかにした。政府が孤立死に関する推計を公表したのは今回が初めて。
孤立死したとみられる人のうち、年齢別の内訳では60歳代以上が1万7,937人と、全体の約8割を占めた。以下、50歳代は2,740人、40歳代は755人だった。

ENEOS, 自動車5社 万博会場運行に合成燃料使用車両を提供

ENEOS、スズキ、SUBARU、ダイハツ工業、トヨタ自動車、マツダの6社は4月11日、大阪・関西万博開催期間中、来賓・関係者向け車両の会場内運行で、合成燃料を混合した燃料使用の乗用車を提供すると発表した。
合成燃料は再生可能エネルギー由来の水素とCO2を原料としており、製品ライフサイクル全体においてCO2排出量を抑えることのできるクリーンな燃料だ。液体燃料の合成燃料は既存インフラで活用できるため、内燃機関のCO2排出量削減のも貢献することができる。