グルメ杵屋 マレーシアに初進出 サジブミと合意

グルメ杵屋 マレーシアに初進出 サジブミと合意

グルメ杵屋(大阪市住之江区)は9月1日、マレーシアの外食企業サジブミ社との間で、同社が日本国内で展開している丼(どんぶり)物の業態を、マレーシアでフランチャイズ展開を図るための基本合意書を締結したと発表した。年内をメドにフランチャイズ形式で出店する。

住友化学 中国で農業ビニールハウス用フィルム増産

住友化学 中国で農業ビニールハウス用フィルム増産

 住友化学は8月12日、中国で農業用ビニールハウスに使うフィルムの生産設備を増設すると発表した。増産するのは耐久性や透明性に優れた高性能フィルム。大連市の工場に数十億円を投じて新たな生産ラインを設置し、生産能力を現在の2.5倍の年間1万㌧にまで増やす。高付加価値の園芸品向けなどに高性能フィルムの需要が高まっていることに対応する。

上組 インドネシア西ジャワ州に物流新会社・倉庫

上組 インドネシア西ジャワ州に物流新会社・倉庫

 上組(神戸市中央区)は8月12日、グローバルロジスティクスの強化の一環として、自動車関連貨物を中心に拡大する多様な国際物流ニーズに対応するため、インドネシア西ジャワ州ブカシ県のグリーンランド工業団地内に新会社「PT.KAMIGUMI LOGISTICS INDONESIA」を設立し、倉庫を建設すると発表した。同社が海外に自社倉庫を設けるのは初めて。

新会社の資本金は1700万米㌦(約17億円)。2015年10月に稼働する。倉庫の敷地面積4万503平方㍍に8464平方㍍の建屋を建設。14年11月に着工し、15年9月に完工させる。

 グリーンランド工業団地は、インドネシアのコンテナ貨物の約6割を取り扱う北ジャカルタのタンジュンプリオク港や、20年の開港が予定されている西ジャワ州カラワン県のチラマヤ新国際港との交通利便性が良く、同州に集積する日系企業からの需要を取り込むのが狙い。

 今回の新会社および新倉庫の建設により、13年12月に設立したフォワーディングサービスを行うPT.KAMIGUMI INDONESIAとの協業を通じて、保管を含めた同国内外向けの効率的な一貫輸送サービスを実現する。

 

 

日本郵船 イで完成車の次世代物流システムを共同開発

日本郵船 イで完成車の次世代物流システムを共同開発

 日本郵船はインドネシアでスコールなど天候も視野に入れた完成車の次世代物流システムの共同開発に乗り出す。同国の自動車市場の大幅な成長が見込まれるうえ、タイやマレーシアなど東南アジア地域で、完成車の物流が活発化しているのをにらみ、新システムを展開・応用していく方針。時事通信などが報じた。

ミャンマー支援額 13年度下期は日本が202億円で最大

ミャンマー支援額 13年度下期は日本が202億円で最大

 2013年度下期(13年10月~14年3月)にミャンマーへの支援額が最も大きかったのは、日本だったことが分かった。ミャンマー国営紙ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが報じた。

   同期の日本の支援額は1億9904万米㌦(約202億円)だった。ミャンマー中央銀行の基幹業務向けITシステム開発やヤンゴン総合病院向け医療機器、西部ラカイン州での道路・橋梁の建設・補修など日本の支援は広範な領域に及んだ。2位は各国のNGO(非政府組織)の合計、3位は韓国、4位はニュージーランドだった。

第一三共がインドのサン社と子会社の吸収合併に合意

第一三共がインドのサン社と子会社の吸収合併に合意
 第一三共(東京都中央区)は4月7日、インドの大手製薬会社サンファーマシューティカル・インダストリーズ(以下、サンファーマ)との間で、第一三共が株式の63.4%を保有するインドの製薬子会社ランバクシーを売却、サンファーマが吸収合併することで合意したと発表した。合併はランバクシー1株に対し、サンファーマ0.8株による株式交換で、2014年末の完了を目指す。今回の合併により、第一三共はサンファーマの株式を約9%取得し、取締役1名を派遣する権利を持つことになる。
 合併後、サンファーマは世界市場において第5位のジェネリック企業となり、インド市場においては同国最大の製薬企業となる。第一三共は今後、サンファーマとのパートナーシップを通じ、ハイブリッドビジネスの更なる進展を図る。

若手元日本留学生のKAJI発足3周年に100人参加

若手元日本留学生のKAJI発足3周年に100人参加
 30~40代の若手元日本留学生らが、日本というつながりを生かして機動的に活動できるネットワークをつくりたいとして結成した、インドネシア日本同好会(Komunitas Alumni Jepang di Indonesia=KAJI)は1月26日、2010年1月の発足から3周年を迎えたことを記念する会合を開いた。この会合には元留学生や在留邦人などKAJIメンバーのほか、大使館職員や日本人駐在員など約100人が南ジャカルタの日本食レストラン「鳥元」に集まった。
 KAJIは留学という共通点や日本での経験を生かして、ビジネス機会の創出や文化交流、社会貢献など様々な活動を、メンバーそれぞれが率先して展開してきた。その結果、日本に派遣された研修生や日本語の学習者、在留邦人らが現在、メーリングリストに約1600人が参加している。東日本大震災の際には発生2日後から募金活動を始めたほか、昨年は日系企業が集積する西ジャワ州ブカシ県チカランで「桜祭り」を開催している。
 今後は、インドネシア人から見た日本の良さを草の根レベルでインドネシア人へ向けて発信するという目標を遂行するために、日本大使館など各機関と連携を深めながら、より具体的な成果を目指して活動を拡大していく方針だ。

ガルーダ航空が機材投資に21兆4000億ルピア

 地元紙によると、国営ガルーダ航空はこのほど、総額21兆4000億ルピアを拠出し、2013年に24機の新機材を購入すると明らかにした。内訳はボーイング777-300ER型機4機、エアバス330-200を2機、ボーイング737-800NG型機10機、ボンバルディアCRJ1000型機7機とエアバス330-300型機を1機。 
 ガルーダ航空は現在、航空機95機を保有。2015年までに保有機を194機に引き上げる計画がある。