第一三共がインドのサン社と子会社の吸収合併に合意

第一三共がインドのサン社と子会社の吸収合併に合意
 第一三共(東京都中央区)は4月7日、インドの大手製薬会社サンファーマシューティカル・インダストリーズ(以下、サンファーマ)との間で、第一三共が株式の63.4%を保有するインドの製薬子会社ランバクシーを売却、サンファーマが吸収合併することで合意したと発表した。合併はランバクシー1株に対し、サンファーマ0.8株による株式交換で、2014年末の完了を目指す。今回の合併により、第一三共はサンファーマの株式を約9%取得し、取締役1名を派遣する権利を持つことになる。
 合併後、サンファーマは世界市場において第5位のジェネリック企業となり、インド市場においては同国最大の製薬企業となる。第一三共は今後、サンファーマとのパートナーシップを通じ、ハイブリッドビジネスの更なる進展を図る。

若手元日本留学生のKAJI発足3周年に100人参加

若手元日本留学生のKAJI発足3周年に100人参加
 30~40代の若手元日本留学生らが、日本というつながりを生かして機動的に活動できるネットワークをつくりたいとして結成した、インドネシア日本同好会(Komunitas Alumni Jepang di Indonesia=KAJI)は1月26日、2010年1月の発足から3周年を迎えたことを記念する会合を開いた。この会合には元留学生や在留邦人などKAJIメンバーのほか、大使館職員や日本人駐在員など約100人が南ジャカルタの日本食レストラン「鳥元」に集まった。
 KAJIは留学という共通点や日本での経験を生かして、ビジネス機会の創出や文化交流、社会貢献など様々な活動を、メンバーそれぞれが率先して展開してきた。その結果、日本に派遣された研修生や日本語の学習者、在留邦人らが現在、メーリングリストに約1600人が参加している。東日本大震災の際には発生2日後から募金活動を始めたほか、昨年は日系企業が集積する西ジャワ州ブカシ県チカランで「桜祭り」を開催している。
 今後は、インドネシア人から見た日本の良さを草の根レベルでインドネシア人へ向けて発信するという目標を遂行するために、日本大使館など各機関と連携を深めながら、より具体的な成果を目指して活動を拡大していく方針だ。

ガルーダ航空が機材投資に21兆4000億ルピア

 地元紙によると、国営ガルーダ航空はこのほど、総額21兆4000億ルピアを拠出し、2013年に24機の新機材を購入すると明らかにした。内訳はボーイング777-300ER型機4機、エアバス330-200を2機、ボーイング737-800NG型機10機、ボンバルディアCRJ1000型機7機とエアバス330-300型機を1機。 
 ガルーダ航空は現在、航空機95機を保有。2015年までに保有機を194機に引き上げる計画がある。