インドネシア15年12月インフレ率3%台に低下
インドネシア中央統計局によると、2015年12月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比3.35%にとどまり、前月の4.89%から上昇ペースがさらに鈍化した。インフレ率が3%台に低下したのは、2011年の3.79%以来4年ぶり。
品目別のCPI上昇率は、食材が前月の4.96%から4.93%へ、住宅・水道・電気・ガス・燃料が4.42%から3.34%へなど、すべての品目で前月から上昇幅が縮小した。
ただ、12月の都市別CPI上昇率をみると、全82都市で前月比でインフレが進行した。パプア州メラウケの2.87%が最も高く、中ジャワ州チレボンの0.27%が最も低かった。