2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の運営主体、日本博覧会協会は1月18日、1つのテーマに絞って1週間程度イベントを開催する取り組み「テーマウィーク」を万博に導入すると発表した。今春をめどに内容を決める。テーマウィークは前回のドバイ万博でも実施され、10テーマを取り上げていた。
テーマウィークの実施主体は日本政府や自治体、万博への参加企業など。1つのテーマに原則としておよそ1週間充て、シンポジウム、国際会議、ビジネスを創出する見本市や商談会などのイベントの開催を想定する。SDGs(持続可能な開発目標)などに関する話題を取り上げ、社会課題の解決を重視する万博として世界にアピールする。
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25年万博工事入札不成立で会場整備に暗雲,工事遅れも
2025年大阪・関西万博の会場整備事業に暗雲が漂っている。運営主体の日本国際博覧会協会(万博協会)が発注する施設の建設工事で入札の不成立が続出しているからだ。
独創的なデザインが目を引く万博の目玉施設、テーマ館の8つのパビリオンで2022年10〜12月に6件の入札が実施されたが、協会の入札予定を大幅に超えたり、参加事業者がゼロですべて不成立に終わったいる。
クオリティーの追求とコストの削減。一見相反する2つの課題を両立させるには、発注・受注側双方の”歩み寄り”が欠かせない。資材価格の値上がり・高騰が続く中、デザインのレベルを落とさずに、この折り合いを付けるのは容易ではない。
建設業界は資材価格のさらなる高騰を嫌気して応札に慎重な姿勢を崩しておらず、会場全体の建設費上振れや工期の遅れも懸念される状況になってきた。
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「寅」→「卯」天王寺動物園で干支の引き継ぎ式
大阪市浪速区の通天閣を運営する通天閣観光は12月26日、天王寺動物園(所在地:大阪市天王寺区)で新年を前に恒例の干支(えと)、「寅」から「卯(う)」への引き継ぎ式を開いた。通天閣観光の西上雅章会長と天王寺動物園の向井猛園長が、引き継ぎにあたり干支にちなんだダジャレを盛り込んだ口上を披露した。
西上会長が、「今年は新型コロナウイルス禍や物価高などに気をトラ(取ら)れた1年」で、「えガオー(笑顔)はどこへやら。こんな生活タイガーい(大概)にしてほしい」とトラの口上。これを受け、向井園長がウサギの向上を「来年は兎に角(とにかく)、ピョンピョン、ホップ・ステップ・ジャンプ。飛躍の年に致しましょう」と返した。