佐々木翔らが2回戦へ進出 インドネシア・オープン

佐々木翔らが2回戦へ進出 インドネシア・オープン
 バドミントンのインドネシア・オープンは6月12日、ジャカルタで行われ、男子シングルス1回戦で佐々木翔(トナミ運輸)、上田拓馬、坂井一将(ともに日本ユニシス)が勝って、2回戦に進んだ。
 ダブルス1回戦では男子の園田啓悟・嘉村健士組(トナミ運輸)、女子の前田美順・垣岩令佳組(ルネサス)、高橋礼華・松友美佐紀組(日本ユニシス)がそれぞれ勝利し、2回戦へ進出した。

「インドネシアと日本をつなぎたい」高城亜樹が総選挙で20位

「インドネシアと日本をつなぎたい」高城亜樹が総選挙で20位
 6月8日、横浜・日産スタジアムで行われたAKB48の第5回選抜総選挙で、AKB48とジャカルタの姉妹ユニット、JKT48を兼任する高城亜樹さん(21)が、後半追い上げ20位に入った。高城さんは過去4回の選挙で23位、13位、12位、17位に食い込んだが、5月22日に発表された今回の速報値では出遅れ、37位と厳しいスタートだった。
 芸能メディアによると、インドネシアのメンバーから連絡が入ったと明かし、「これからもインドネシアと日本をつないでいきたい」と抱負を語っている。

6/5~6日、ジャカルタ生誕記念公演「スクマ・ジャヤ」

6/5~6日、ジャカルタ生誕記念公演「スクマ・ジャヤ」
 ジャカルタ特別州の生誕486年を記念し、中央ジャカルタのジャカルタ芸術劇場(GKJ)で6月5~6日、近代化の進む現代のジャカルタに生きるブタウィ人一家を描く劇「スクマ・ジャヤ」が上演される。ブタウィ人が置かれている状況を描き出すと同時に、伝統音楽やポップス音楽を融合させ、観客へブタウィ文化の今を紹介する意欲作だ。
 6月2~7月3日、ジャカルタでは各種の生誕記念イベントが開催されるが、ジャカルタで暮らす様々な人々と文化をを知る格好の機会になりそうだ。「スクマ・ジャヤ」公演には、これまでの「アバン・ノネ・ジャカルタ(ミスター・ミス・ジャカルタ)コンテスト」の受賞者ら約30人が出演する。

インドネシア大富豪がインテル買収へ3億ユーロ提示か

インドネシア大富豪がインテル買収へ3億ユーロ提示か
 イタリアメディアによると、インドネシアの大富豪で、実業家エリック・トヒル氏のグループが本格的にイタリアのサッカーリーグ「セリエA」の名門インテルの買収に乗り出そうとしている。報道によると、同グループは当初インテルの株式の一部の買収に乗り出していた。だが、その後さらに動きを強め、クラブ全体の80%あるいは100%の買収のため2億5000万~3億ユーロとみられる金額を提示していると伝えられている。そこで、マッシモ・モラッティ会長は買収に応じることも本格的に検討している様子だという。

ジャカルタ生誕486周年を記念して6/2~7/3盛大にフェア

ジャカルタ生誕486周年を記念して6/2~7/3盛大にフェア
 ジャカルタ特別州が、かつてバタビアと呼ばれていたころから起算して生誕486周年を迎えたのを記念して、6月2日(日)~7月3日(水)の期間、ジャカルタで「新しいジャカルタ、私たちのジャカルタ」をテーマに各種イベントが企画されている。
 生誕日にあたる6月22日(土)は、以下の10施設で伝統着バティックを着用した来場者に対しては入館料を無料にする。【西ジャカルタ・コタ】ジャカルタ歴史博物館、ワヤン博物館、陶器・絵画博物館【北ジャカルタ】海洋博物館【中央ジャカルタ】テキスタイル博物館、プラサスティ記念墓地公園、遺跡保護記念館、45年闘争<ジョアン45>博物館、タムリン博物館、独立記念塔(モナス)
 また、6月22日午後7時30分~同11時、中央ジャカルタのタムリン通り~ホテル・インドネシア(HI)ロータリー前の区間でジャカルタ・ナイトフェスティバルが開催される。

インドネシアから世界を狙う フィギュアスケーター辻さん

インドネシアから世界を狙う フィギュアスケーター辻さん
 4月27~29日の3日間、西ジャカルタのショッピングモール「タマン・アングレック」内のスケート場「スカイリンク・ジャカルタ」で開かれたフィギュアスケート大会「スケート・ジャカルタ」で6種目に出場し、全種目で金メダルに輝いたのが辻えりさん(15)だ。
 フィギュアスケートの主要な国際大会は通常、ショートプログラムとフリー・スケーティングの合計点で競われるが、「スケート・ジャカルタ」はこれらとは異なる採点形式を採用。演技の芸術性を競う「アーティスティック」、技の完成度を競う「ジャンプ・アンド・スピン」などユニークな種目が並び、選手は年齢や技術水準別に出場、インドネシア人280人が日頃の練習の成果を披露した。
 ドイツ生まれの辻さんは、フィギュアスケート歴8年。父親の勤務に伴って昨年、インドネシアに移り住んだばかり。週4回、各2時間前後の練習に打ち込んできた。スケートリンク自体の数が少ないため、決して練習環境に恵まれているとはいえない。そのため、一般スケート客に混じって練習することもしばしばだという。
 将来は世界大会を視野に入れ、より高い水準の大会に出場していきたい-と抱負を語る辻さん。日本人の、とりわけ女子のフィギュアスケートレベルは国際的にも高い。そして、駐在先・国の代表として国際大会に出場してくるケースも今日では珍しくなくなっている。数年後、辻さんもそんなケースの一人として、国際大会にデビューする日がくるかも知れない。

インドネシア版特撮ヒーローづくりを担う 早瀬マサト氏

インドネシア版特撮ヒーローづくりを担う 早瀬マサト氏
 インドネシアで6月30日から、日本・インドネシア合作によるインドネシア版特撮ヒーロー番組「ビマ・サトリア・ガルーダ」が民間テレビ局RCTIで放送開始されることが発表された。この原作を担当するのが、平成仮面ライダーシリーズを手掛けてきた石森プロの早瀬マサト氏(48)だ。そこで、日本版とは異なる、インドネシア版スーパーヒーローを生み出す際の、国民性の違いによる苦労談および工夫のポイントを同氏に聞いた。
 仮面ライダーシリーズはインドネシアでも大ヒットした実績がある。したがって国を越えても、正義が勝つというストーリーは変わらない。ここをしっかりと押さえた上で、新しいヒーロー像を追求していく。早瀬氏は、常にいま石ノ森章太郎が生きていたら、どういうデザインをするだろうか、ということを念頭に置いているという。日本でやっている平成ライダーのノウハウを使って、それをインドネシア風にアレンジする。日本ではできないロケーションや撮影もあり、そこからインドネシアらしさが出てくれば-と早瀬氏。
 作業はエピソードごとに手分けして進める。経験をもとに仕上げた原案を脚本家に渡し、インドネシアの習慣や子供たちが興味のあることなどを盛り込み”味付け”していく。オートバイの修理工場で働く主人公というのも、車はまだ買えないが、オートバイは必需品となった”中間層”を代表する、インドネシアならではの設定だ。
 しかし、国民性の違いで、日本流の感情の機微の表現が全く無理で、苦慮する場面があるという。例えば、主人公が1人で悪に立ち向かっていこうというシーン。日本なら一波乱起こったり、闘う決意をしたりと、それだけで1エピソードできてしまうところだが、インドネシアでは一言で「オッケー」と普通に受け止めてしまう。それ以上の感情の起伏みたいなものは描き切れないのだ-とか。新しいインドネシアのヒーロー「ビマ」の誕生に期待しよう。

インドネシアで子供向けヒーロー番組を制作・放映

インドネシアで子供向けヒーロー番組を制作・放映
 伊藤忠商事と石森プロ(東京都渋谷区)はインドネシア民放最大手のRCTIと組み、子供向けアクションヒーロー番組をインドネシアで制作、放映する。番組名は「ビーマ・サトリア・ガルーダ」で、鳥をモチーフにした超人に変身する力を持つ主人公が秘密組織と対決する内容。5月から現地で撮影を開始。6月30日から毎週日曜日に30分番組として午前8時30分から、全26話放送(半年間)する。再放送は毎週土曜日午後3時から。放映開始に合わせ、変身グッズや人形など関連商品約30アイテムをバンダイと売り出す。3年後には玩具や菓子など関連商品で売上高50億円を見込む。
 原作は仮面ライダーシリーズでお馴染みの石森プロが手掛ける。登場人物はすべてインドネシア人で、キャスティングや撮影など番組制作はRCTIが担うが、アクションの演技指導や監督には日本人スタッフが入る。制作ノウハウを輸出して新しいクールジャパンビジネスの育成を目指す。
 主人公はオートバイの修理工場で働く。急増する中間層に親しみやすいように設定。演じるのは新人のクリスティアン・オクタヴィアヌス・ロホさん(27)。主人公の友人の妹役で、アイドルグループAKB48の姉妹ユニット、JKT48のステラ・コルネリアさん(19)が出演する。

 

エアロスミス公演中止 ミャンマー大使館爆破計画受け

エアロスミス公演中止 ミャンマー大使館爆破計画受け
 複数のメディアによると、ジャカルタで5月11日予定されていた米ロックバンド「エアロスミス」の公演が中止になった。コンサート関係者が明らかにした。ミャンマー大使館爆破テロ計画発覚を受けたもので、エアロスミスはネット上に「安全上の懸念のためキャンセルに追い込まれた」と謝罪声明を出した。

大関・把瑠都らが東南ア初の大相撲ジャカルタ巡業をPR

大関・把瑠都らが東南ア初の大相撲ジャカルタ巡業をPR
 日本相撲協会などは4月18日、ジャカルタで記者会見し、8月24、25日の両日、中央ジャカルタのイストラ・スナヤンで東南アジア初となる大相撲海外巡業の実施概要を明らかにするとともに、インドネシアのメディアに相撲を紹介した。会場には大関・把瑠都らも出席し、地元報道陣約60人を前に、相撲をぜひ見にきてほしいと呼び掛けた。
 日本・インドネシア国交樹立55周年、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)交流40年の節目の年にあたり、インドネシア日本友好協会(PPIJ)、ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)、日本大使館などが協力。日・ASEAN友好協力記念事業にも位置付ける。2010年に発覚した野球賭博問題などの混乱が続いた相撲協会の海外巡業再開第1回となる。海外巡業は08年8月のウランバートル以来5年ぶり。チケット販売は6月中旬から。