競馬の第43回ジャパンカップ(2400m芝、18頭出走、G1)は11月26日、東京競馬場で行われ、圧倒的1番人気に支持されたイクイノックス(クリストフ・ルメール騎乗)が2分21秒8で優勝、史上最多に並ぶG1・6連勝を果たすとともに、1着賞金5億円を獲得した。この結果、同馬の総獲得賞金(日本中央競馬会以外の競走分も含む)は20億円を超え、アーモンドアイを抜いて歴代1位となった。ルメール騎手はこのレース4勝目、木村哲也調教師は初勝利。
パンサラッサが予想通り速いペースで大逃げを打ち、レースは長い隊列となって進んだが、イクイノックスは早めに3番手を追走。最後の直線、残り200m手前で先頭に踊り出ると、他馬とは”搭載エンジンが違う”かのように、そこから一気に後続を突き放す豪脚を披露し快勝した。4馬身差の2着に2番人気で今年の牝馬3冠を制したリバティアイランド、さらに1馬身差の3着にスターズオンアースが入った。海外から唯一参戦したフランス馬、イレジンは9着だった。
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作家・伊集院静さん 肝内胆管がんで死去 73歳「大人の流儀」
エッセー「大人の流儀」シリーズなどの作品で知られる直木賞作家の伊集院静(いじゅういん・しずか、本名:西山忠来=にしやま・ただき)さんが11月24日、死去した。73歳だった。伊集院さんは、肝内胆管がんの診断を受け、10月27日に個人事務所が「がんのため当面執筆を休止する」と発表して以来、まだ1カ月も経っていない。ベストセラーを出し続け、これが”男・伊集院静の生きざま”だといわんばかりに、すぐにも現役作家してきそうな雰囲気を残したまま、逝った。
広告代理店勤務を経てテレビCMの規格、人気歌手の演出などに携わる。1981年に作家デビュー、1992年に「受け月」で直木賞を受賞。「機関車先生」「ミチクサ先生」「琥珀の夢」「ごろごろ」「ノボさん」などの作品がある。2016年に紫綬褒章を受章している。野球界や様々な芸能人、タレントらとも交流があった。
1984年に結婚した俳優の夏目雅子さんが翌年、白血病で急逝。1992年に俳優の篠ひろ子さんと再婚している。