米国務省は2月9日、中国がこれまで40カ国以上の領空に通信傍受用機器搭載の偵察機給を飛来させているとの分析結果を明らかにした。中国側の「気球は気象研究用」とする主張を否定した。また、気球を製造したのは中国人民解放軍の公認取引先だと明言。関与した中国人民解放軍と取引のある団体への対抗措置を検討する。
スリランカ 3月に政治危機以降 初の全国地方選挙
死者2万人超え トルコ大地震 増え続ける犠牲者
トルコとシリアの国境付近で2月6日発生したマグニチュード(M)7.8の地震で、トルコとシリアの両国を合わせた死者数は、政府当局、地域団体の配信情報を合わせると、9日までに2万人を超えた。
トルコの災害緊急事態対策庁は9日、死者が1万7,134人に達したと発表。また、シリア保健省は1,347人の死亡を確認、反体制派支配地域のボランティア救助組織「シリア民間防衛隊」(通称ホワイト・ヘルメット)が9日、少なくとも1,970人が死亡したとSNSに投稿している。
9日午前4時17分(日本時間9日午前10時17分)には、生存率が急速に下がるといわれる「発生から72時間」が経過し、死者はさらに増え続けている。
22年米中貿易 4年ぶり過去最高 92兆円 米商務省
22年経常黒字47%減の11.4兆円 円安・資源高響く
トリュフの人工栽培に成功 国内初 茨城県・森林研
うめきた第2期 名称は「グラングリーン大阪」
23年1月倒産26.1%増の570件 コロナ関連は約2倍に
東京商工リサーチのまとめによると、2023年1月の全国の企業倒産は前年同月比26.1%増の570件(負債額1,000万円以上)、負債総額は同15.5%減の565億2,400万円だった。件数は2022年4月から10カ月連続で前年同月を上回り、増加率は2022年12月(前年同月比20.2%増)、2023年1月(同26.1%増)と増勢を強めている。1月としてはコロナ前の2022年(773件)以来、3年ぶりに前年同月を上回った。このほか、負債額1,000万円未満の倒産は32件(前年同月20件)発生した。
負債総額は2カ月連続で前年同月を下回った。1月としては4年連続で前年同月を下回り、1973年(245億3,400万円)以来、約50年ぶりの低水準。
2023年1月の「新型コロナウイルス」関連倒産は前年同月比93.3%増の234件と、前年同月から約2倍と大幅に増えたが、5カ月連続の200件台。2020年2月からの累計は5,000件。