「ドラゴンボール」作者・鳥山明さん死去 68歳

週刊少年ジャンプの公式サイトによると、「ドラゴンボール」や「Dr.スランプ アラレちゃん」などの代表作で知られる漫画家、鳥山明さんが3月1日、急性硬膜下血腫で亡くなっていたことが発表された。葬儀は近親者のみで執り行われた。静謐を望む本人の意向により、弔問その他は一切辞退しているという。今後のお別れの会等については未定。

「カイロス」初号機打ち上げ 直前に延期 3/13以降に

宇宙ベンチャー、スペースワン(所在地:東京都)は3月9日、本州最南端の地、和歌山県・串本町で予定されていた民間初の小型ロケット「カイロス」初号機の同日打ち上げを、直前に13日以降に延期すると発表した。延期した理由は、警戒区域に船舶が入ったため。ロケット自体に問題は起きていないという。

石川県 3/9 新生「八重洲いしかわテラス」オープン

北陸新幹線が3月16日に金沢ー敦賀まで延伸開業するのを目前に控え9日、東京駅近くの八重洲に石川県の新しいアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」がオープンした。岸田首相も「復興の拠点に」と早速、視察した。同アンテナショップはこれまで東京・銀座で営業していた。
新店舗は、同県産の杉を使った和傘をモチーフにした天井や能登半島の珪藻土を使った温かみのある壁が特徴。店内では食品や工芸品などおよそ1,000点を取り扱う。能登の復興を後押ししようと輪島塗の製品や名産の塩を使ったクラフトビールなども置かれているが、地震の影響で出荷できないものも多く、能登地方の商品は全体の1割程度にとどまっている。

大阪府 訪日客から「徴収金」制度検討 観光公害対策

大阪府の吉村洋文知事は3月6日、府内に宿泊するインバウンド(訪日客)に一定額の負担を求める「徴収金」制度の創設を検討することを明らかにした。すでに導入している宿泊税とは別に徴収し、観光資源の保護やオーバーツーリズム(観光公害)対策に充てる。導入されれば全国初となり、2025年大阪・関西万博が開幕する同年4月の運用開始を目指す。
4月にも有識者会議を設置し、対象となる宿泊客や徴収金の額などを詰める。吉村氏は徴収額について、宿泊税と同程度になるとの見方を示している。府は現在、1泊7,000円以上の国内外の宿泊客を対象に100〜300円の宿泊税を課税している。

スウェーデン NATOに正式加盟 米政府発表 32カ国目

米国およびスウェーデン両政府は3月7日、スウェーデンが米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)に正式加盟したと発表した。2月26日、ハンガリー議会の承認を得て全メンバー国の承認手続きを終え、このほど所定の加盟手続きを完了させた。NATOへの新規加盟は2023年4月のフィンランド以来で、スウェーデンは32番目のメンバー国となった。

23年生活保護申請12カ月連続増で最長, 受給世帯も最多

厚生労働省によると、全国の生活保護の利用申請が、2023年12月は1万8,695件となり、前年同月に比べ988件(5.6%)増加した。前年同月水準を上回るのは12カ月連続。賃金増を上回る物価高が影響しているためとみられる。生活保護受給世帯は全国で165万3,778世帯で、前年同月より7,092世帯(0.4%)増え過去最多を更新した。

高野山観光「入山税」検討 高野町 オーバーツーリズムで

世界遺産、高野山がある和歌山県高野町は3月5日までに、観光客から徴収する「入山税」などを想定した法定外税を、2028年度までに導入する方針を明らかにした。増え続けるインバウンドを中心とするオーバーツーリズム(観光公害)対策に活用する考えで、税額などは今後調整を進める。
同町によると、高野山を訪れる観光客は年間約150万人に上る。これに伴う駐車場やトイレの維持管理費は年間4,000万円を超えているが、これまでは町と高野山真言宗総本山金剛峯寺が負担してきた。

桜開花予想 3/19からトップは東京, 広範囲で平年より早い

民間気象会社ウェザーニューズ(所在地:千葉市)は3月6日、今年の桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表した。全国トップは東京都心部の3月19日。以降、21日に福岡、広島、名古屋、22日に高知、23日に大阪、27日に金沢、30日に仙台、31日に新潟などと続く。
今年の開花は九州、四国は平年並みだが、その他の広い範囲で平年より早い。地域によっては平年より1週間以上早く満開になるところもあるとしている。

オランダが大阪・夢洲で万博・パビリオン地鎮祭

オランダが3月5日、大阪・夢洲で2025年万博・パビリオンの地鎮祭を行った。オランダや万博実施主体の博覧会協会の関係者らが出席し、工事の安全を祈った。オランダ・パビリオンのテーマは「共に分かち合い、新しい価値を見出すこと」などを意味する「コスモグラウンド」。長方形の建物の中央には「次世代への太陽」として、直径およそ11mの球体を置き、持続可能な未来に向けて、再生可能エネルギーの最新技術を紹介するという。