レスリング女子62㌔級で元木咲良が「金」日本勢6個目

パリオリンピックのレスリング女子62キロ級で8月10日、決勝が行われ日本の元木咲良が金メダルを獲得した。ウクライナのイリーナ・コリャデンコに12−1でテクニカルスペリオリティー勝ちした。この結果、レスリング日本勢の金メダルは6個となり、前回と1964年の東京大会の5個を上回り、過去最多となった。

25年万博会場のシンボル”リング”8/21にもつながる見通し

2025年万博の会場のシンボルとして、344億円をかけて建設が進められている「大屋根リング」が8月8日、床や梁などの構造部分が繋がり、21日にもリングとして1周が繋がる見通しとなった。1周およそ2km、外側の高さが20m、完成すれば世界最大級の木造建築物となる予定。博覧会協会は当初計画では9月下旬としていたが、1カ月前倒しの完成となる。

卓球男子団体 3位決定戦で仏に2−3で敗れメダル逃す

パリオリンピック第15日の8月9日行われた卓球男子団体の3位決定戦で、日本はフランスに2−3で競り負け、リオデジャネイロ、東京に続く3大会連続のメダル獲得を逃した。
日本は序盤、ダブルスの戸上隼輔、篠塚大登組、シングルスの張本智和がいずれも敗れ、0−2の苦しい展開。その後に戸上、張本が連勝してタイとしたが、開催国フランスの会場全体の盛大な応援に遭い、流れは変えられず、最後の篠塚が大接戦を演じたが敗れた。

新種目ブレイキン女子 湯浅亜実が初代女王に輝く

パリオリンピックのブレイキン女子決勝が8月10日、コンコルド広場で行われ、日本の湯浅亜実、ダンサーネーム・AMI(25)が金メダルを獲得した。今大会から追加協議となった新種目ブレイキンで初代女王に輝いた。
AMIは予選を3戦全勝で通過。準々決勝、準決勝も危なげなく勝ち上がった。合計3ラウンドで争われる決勝でも、相手のリトアニアのNICKA(17)に3−0で完勝した。AMIは2019年、2022年の世界選手権を制覇している。

レスリングフリー57㌔級女子で櫻井つぐみ, 男子樋口黎が金

パリオリンピック、レスリング女子フリースタイル57キロ級決勝戦が8月9日、シャン・ド・マルス・アリーナで行われた。女子は世界ランキング1位の櫻井つぐみがモルドバのアナスタシア・ニキータを6−0で破って優勝。初出場のオリンピックで金メダルを獲得した。
また、男子フリースタイル57キロ級で樋口黎が米国のスペンサー・リチャード・リーに4−2で競り勝ち、金メダルを獲得した。男子の最軽量級で日本選手が金メダルを獲得するのは、ソウル大会以来36年ぶり。