警視庁 退職代行「モームリ」家宅捜索 違法な報酬の疑い

警視庁は10月22日、退職代行サービス「モームリ」を運営するアルバトロス(本社:東京都品川区)などを弁護士法違反容疑で家宅捜索した。同庁は押収した資料を分析するなどして刑事責任を問えるかどうか調べる。
退縮を希望する依頼者が、企業側と交渉する必要が生じた際、依頼者を弁護士に紹介し、紹介料として弁護士側から違法に報酬を得ていた疑いがあるという。

東京23区新築マンション高騰, 4〜9月最高値1億3,309万円

不動産経済研究所によると、東京23区の新築マンションの高騰が続いている。4〜9月の平均価格は前年同期比20.4%高の1億3,309万円に達した。上半期では最高値を更新した。供給数が少なく、投資目的を含めた旺盛な需要が価格を押し上げている。これに伴い、中古物件も”億ション”が定着しつつある。

会計検査院「添架水管橋」7割に耐震不足の恐れ

会計検査院が行った、上下水道管を橋桁に取り付けた「添架水管橋」の抽出検査によると、全体の7割にあたる28事業主体の51カ所で求められる耐震性が確保されていない恐れがあったことが分かった。会計検査院は、水管橋の設計時に橋梁の耐震性を確認することの周知が不十分だったと指摘している。このため、該当地域では地震で橋とともに水道管が損傷し、上下水道が機能不全に陥る恐れがある。

マリナーズ 球団初のWS進出ならず 痛恨 逆転負け

MLBマリナーズは10月20日(日本時間21日)、敵地カナダ・トロントでのブルージェイズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦に逆転向けを喫した。その結果、あと1勝で球団史上初めてとなるワールドシリーズ(WS)進出を逃した。
マリナーズは1977年の球団創設以来、メジャーリーグ30球団で唯一、ワールドシリーズ進出を果たしておらず、今年も悲願は叶わなかった。
ブルージェイズは25日(日本時間)からナ・リーグの覇者、ドジャースとワールドシリーズで激突することになった。

高市内閣発足”決断と前進の内閣”経済対策の策定指示

自民党の高市早苗総裁は10月21日、国会で第104代首相に選出され、自民党と日本維新の会の連立による高市内閣が発足した。会見で首相は「この内閣は『決断と前進の内閣』だ。あらゆる政策を1歩でも2歩でも前進させていく」と強調。「国民が直面している物価高への対策をしっかりと講じていく」と語った。そして、初閣議で新たな経済対策の取りまとめを指示した。
閣僚の顔ぶれは、旧派閥や高市氏を支持したグループなどバランスよく配置、挙党態勢を印象付けた。初入閣は10人、注目された女性閣僚は2人にとどまった。

高市総裁を第104代首相に選出 憲政史上初の女性総理

国会で10月21日午後、石破内閣の総辞職を受けて、内閣総理大臣指名選挙が行われ、衆院本会議で自民党の高市早苗総裁が第104代総理大臣に選出された。
投票では、1回目の投票で自民党、日本維新の会に加えて少数会派の一部が高市氏に投票し、過半数の233票を上回る237票を獲得し選出された。日本の憲政史上、女性が首相を務めるのは初。