国の紛争 過去最多65件, 国連総会開幕 迫られる抜本改革

米国・ニューヨークの国連本部で9月8日、第81期の国連総会が開幕した。今回はグテーレス事務総長の最後の総会となり、トップ交代に伴う改革も注目される。
スウェーデンのウプサラ大学の調べによると、2025年には国家間の紛争が2年連続で倍増したほか、国家が武装組織と争う紛争が過去最多の65件に達している。
議長を務めるバングラデシュのラーマン前外相は開幕式で「国連は寄せられた期待に応えきれていない。いぜんとして紛争は人々に苦しみをもたらし続けている」と述べた。

北極海の氷河 13年で厚さ5m失う, 海面上昇加速

北海道大などの研究チームは、地球温暖化の影響が著しい北極圏のグリーンランド北西部の氷河が、13年間で厚さ5.4m分の氷が失われたとする研究成果をまとめた。国際雪氷学会の学術誌に論文掲載した。気温上昇が続けば消失は2倍に加速すると予測している。
世界最大の島・グリーンランドは日本の約6倍の面積を誇り、厚いところでは3,000mを超える氷柱に覆われている。グリーンランドの氷がすべて融ければ、海面は約7m上昇する量と試算される。北極の気温は地球全体の平均の3~4倍の速さで上昇している。これにより、グリーンランドの氷は急速に溶け、海面上昇や海洋、生態系に影響を与えている。

8月倒産3%増の830件 飲食業目立つ 3カ月連続上回る

東京商工リサーチのまとめによると、8月の全国の企業倒産件数(負債額1,000万円以上)は前年同月比3%増の830件だった。飲食業の倒産が目立った。倒産件数は3カ月連続で前年同月を上回った。8月としては2012年以来、14年ぶりの高い水準となった。
負債総額は27%増の1,447億円だった。負債額1億円未満の小規模倒産が全体の77%を占めた。

名古屋市立大 脳腫瘍の増殖抑える神経回路 マウスで発見

名古屋市立大学や東京科学大学などの研究グループは、マウスを使った実験で、脳腫瘍の増殖を抑える働きを持つ神経回路を発見したと明らかにした。
脳の神経活動はこれまで、腫瘍の増殖を促すと考えられてきたが、今回ブレーキ機能が存在することが示された。これにより、新たな治療法の開発が期待される。これらの研究成果は、米科学誌「ニューロン」に掲載された。

インドネシア 大噴火でスカルノ・ハッタ空港一時閉鎖

インドネシアのアナクロ・クラカタウ山で9月4日夜から大噴火が続いていることから、インドネシアと各国を結ぶ航空便に影響が出ている。火山灰の拡散で航空機の飛行に影響や支障が出る恐れがあるとして、インドネシア当局は6日、首都ジャカルタ郊外のスカルノ・ハッタ国際空港などを一時閉鎖した。

アムステルダム 31年までに世界最高水準20%の宿泊税

オランダの首都アムス手ryダムは、オーバーツーリズム(観光公害)による住民生活への影響を軽減するため、2027年に16%の宿泊税を導入し、毎年1%ずつ引き上げ、2031年までに20%への引き上げを目指す計画だ。市議会の連立与党の政策合意書に盛り込まれた。実現すれば世界最高水準の宿泊税となる。