帝国データバンクが4月中下旬に行った人手不足に対する企業動向調査によると、①正社員の人手不足企業の割合は51.4%で高止まり②「旅館・ホテル」が75.5%の高水準③非正社員では「飲食店」が85.2%、「旅館・ホテル」が78.0%に上るーことなどが分かった。正社員では各企業が進めるDX(デジタルトランスフォーメーション)の担い手となる「情報サービス」も74,2%と高かったほか、「メンテナンス・警備・検査」も67.6%と続いた。
調査対象企業は全国2万7,663社で、有効回答企業数は1万1,108社(回答率40.2%)。調査期間は2023年4月17〜30日。
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日本の子どもの数1,435万人 15歳未満 42年連続減で最少更新
総務省は5月4日、人口推計から算出した子どもの数を発表した。外国人を含む15歳未満の男女は2023年4月1日時点で前年より30万人少ない1,435万人(男性735万人、女子700万人)だった。1982年から42年連続で減少し、過去最少を更新した。この結果、総人口に占める子どもの比率は前年より0.2ポイント低下し11.5%になった。これにより、総人口に占める子どもの比率は1975年から49年連続で縮小した。
国連のデータによると、推計時点は異なるものの、人口が4,000万人以上の36カ国中、日本の子ども比率は最低だった。また、2022年の国連人口推計年鑑によると、子どもの推計比率はインドが25.3%、米国が18.0%、英国が17.5%、フランスと中国が17.2%、韓国が11.6%となっている。
DeNA バウアー 白星デビュー, 評判の投球術, 対応力の高さみせる
米大リーグでサイヤング賞を受賞しているプロ野球DeNAの投手、バウアーが5月3日、横浜スタジアムで行われた広島戦で日本デビューした。7回1失点、9奪三振と初登板で前評判通りの投球術をみせた。
序盤、それを推しはかる場面が訪れた。2回2死、広島のデビッドソンに高めのストレートを本塁打された後、連打を浴び、その後の投球が注目された。だが、ここを1失点で切り抜けると、以降は変化球中心の配球に変え、相手打者や戦況に応じて投げ分ける対応力の高さをみせた。中でもスライダーや落差のあるナックルカーブが出色だった。
バウアーは米大リーグで、5年連続2ケタ勝利を挙げ通算83勝。しかも32歳という現役バリバリのメジャーリーガーが、日本でプレーするのは極めて異例。この日は同スタジアムの観客動員記録を更新した。