マレーシア統計局によると、2022年の貿易総額は前年比27.8%増の2兆8,484億リンギ(約85兆4,512億円)となった。輸出額は1兆5,517億リンギ、輸入額は1兆2,966億リンギで、いずれも前年比2ケタ増となった。この結果、貿易黒字は0.6%増の2,551億リンギと、1998年以降、25年連続で黒字となった。これにより、2022年は貿易総額、輸出入額、貿易黒字いずれも過去最高を記録した。
1月の貿易赤字最大の3.4兆円 円安,対中輸出停滞響く
1月訪日外客 前年比84倍の149万人 コロナ前の55%
日本政府観光局(JNTO)の推計によると、1月の訪日外客数は前年同月比約84倍の149万7,300人だった。2022年12月の約137万人を上回り、前月との比較では7カ月連続の増加となった。コロナ禍前の2019年1月実績と比べると、55.7%に相当する水準に戻した。訪日外客数は回復基調が続いているが、本格回復はまだ道半ばといえそうだ。
1月の訪日外客を国・地域別でみると、韓国が56万5,200人で最多。以下、台湾が25万9,300人、香港が15万1,900人、米国が8万8,100人で続いている。コロナ禍前に訪日外客数全体の約3割を占めた中国本土からはまだわずか3万1,200人にとどまっている。