総務省が1月20日発表した2022年12月の全国の消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除いた指数が前年より4.0%上昇した。4%の上昇はオイルショックの影響が残っていた1981年12月以来41年ぶり。
原油価格の高騰で都市ガス代が33.3%、電気代が21.3%上昇した。また、原材料の高騰の高騰や円安などの影響で食用油やハンバーガーなどが7.4%上昇(生鮮食品を除く)したほか、ルームエアコンなどの家庭耐久財が10.8%、携帯電話機が22.1%それぞれ上昇した。
日銀 金融緩和の縮小見送り 物価見通し22年度3%に
ベトナム国家主席が辞任 任期途中で異例の交代
22年12月の訪日外客137万人 コロナ前の54%に回復
ドローン「レベル4」飛行へ 1/16から国家試験
ドローンを市街地など人がいる上空で上空で目視できない範囲を飛行させる「レベル4」が昨年12月に解禁されたことに伴い、その操縦に必要な国家資格の試験が1月16日から全国で始まった。
安全性を厳格に担保するためには操縦の際には「一等無人航空機操縦士」という新たな国家資格の取得が必要で、学科試験と実地試験、身体検査が課される。
1月16日から始まる学科試験は全国160カ所の会場で受け付けている。実地試験の申し込みも1月から順次始まる予定だが、国に登録しているドローンスクールの講習を修了していれば免除される。機体も安全性を確保する「機体認証制度」が設けられ、国土交通省は順調に進めば3月には「レベル4」の最初の飛行が実現する見通しだとしている。