政府 大阪のIR認定へ 推進本部で4/14にも判断

日本政府はカジノを含む統合型リゾート(IR)の招致を目指している大阪府と大阪市の整備計画を認定する最終調整に入った。14日にもIR推進本部(本部長・岸田首相)を開き、判断する。
計画によると、大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」に初期投資として1兆円余を投じて、カジノや国際会議場などを整備。2029年秋から冬ごろ開業する予定。IRの運営は米MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスのほか。関西企業など20社が出資する共同事業体「大阪IR株式会社」が担う。
なお、同時期に申請していた長崎県のハウステンボスIR計画は、今回は認定せず、引き続き審査する方向。

「ミャクミャク」のグッズ発売 Tシャツ,ぬいぐるみ

2025年大阪・関西万博を運営する日本博覧会協会は4月12日、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」を使用したグッズを発売した。万博のロゴを使った商品はすでに販売されているが、ミャクミャクを用いたTシャツ、ぬいぐるみ、ピンバッジ、トートバッグなど11種類の公式グッズの販売は初めて。13日から協会のオンラインショップでも購入できる。
12日から近鉄百貨店本店や大丸梅田店など、関西や東京の百貨店で扱い始めた。万博開幕まで2年となる中、グッズ販売で開催に向けた機運醸成を図る。

堺 百舌鳥古墳群 5/25~気球で空から一望, 試行運行

世界遺産の大山古墳(仁徳天皇陵古墳)を約100mの上空から一望できるガス気球「おおさか堺バルーン」の運行が5月25日から始まる。堺市が取り組む大山古墳など百舌鳥(もず)古墳群の魅力向上策の一環として1年間、試行運行する。
1回約30人が15分程度、前方後円墳の”鍵穴”の形状や堺市外、大阪湾などの風景を楽しむことができる。利用料金は一般大人で3,600円、子どもで2,400円。国内外の観光客など約8万人の利用を見込む。

22年度全国倒産15%増”ゼロゼロ融資”返済迎え,断念

東京商工リサーチのまとめによると、2022年度の全国倒産件数(負債額1,000万円以上)は前年度比15%増の6,880件と3年ぶりで増加した。負債総額は前年度比99.0%増の2兆3,243億7,900万円で5年ぶりに前年度を上回った。
新型コロナウイルス禍を受け緊急救済措置として行われた、実質無利子・無担保の”ゼロゼロ融資”の返済が本格化し、再建を断念するケースが増えている。足元の物価高や人手不足も追い打ちとなり、3月単月では前年同月比36.4%も増加している。
コロナ対策の一環として、緊急避難的に推進されて政策的に抑えられてきた結果、歴史的低水準で推移してきた倒産はいま、大きな転換期を迎えている。

植田日銀総裁 大規模金融緩和「継続が適当」

植田和男日銀総裁は4月10日、初の記者会見で10年間続いてきた現在の大規模緩和政策を「継続するのが適当」と述べ、「物価安定の達成の総仕上げに尽力したい」と強調した。ただ、足元で金融不安がくすぶっていることも踏まえ、慎重な語り口で「2%の物価目標の達成は簡単ではない。(達成期限の)強い見通しな言えない」とも語った。

世銀総裁 金融不安の影響長期化懸念 下振れリスク

世界銀行のマルバス総裁は4月10日、金融不安の影響が長期化する懸念を示した。また、世界の2023年の実質経済成長率について、2022年の3.1%から2.0%に鈍化するとの見通しを明らかにした。さらに今後の下方修正リスクについて「黄信号というより赤信号といった方が良い」と踏み込む発言となった。

22年度「後継者難」倒産 最多の409件 5年連続増加

東京商工リサーチのまとめによると、2022年度(2022年4月〜2023年3月)の後継者不在に起因する倒産(負債1,000万円以上)は、前年度比0.9%増の409件だった。2018年度から5年連続で前年度を上回り、調査を開始した2013年度以降で最多を更新した。
要因別では、代表者の「死亡」が211件(構成比51.5%)、「体調不良」が139件(同33.9%)で、この2要因で「後継者難」倒産の85.4%を占めている。産業別ではサービス業ほかが前年度比5.2%減の911件、次いで建設業が同4.5%減の843件、製造業が同46.4%増の82件で続いている。
2022年の経営者の平均年齢は63.02歳(前年62.77歳)で上昇が続いている。2022年の約17万社を対象とする「後継者不在率」調査では、約6割(59.9%)の企業で後継者が未定となっている。

技能実習制度「廃止」提言へ 外国人材確保へ転換

政府の有識者会議は4月10日、新たな「外国人人材確保」と「人材育成」に向けて、問題の多い現行の技能実証制度の廃止を求める提言の試案をまとめた。これは中間報告の”たたき台”。
試案では、途上国への技術移転という目的と、日本の人手不足を補う労働力とみている現場の実態が乖離(かいり)していると強調し、新制度の創設を訴えている。春に中間報告、今秋に最終報告をまとめる予定。法改正などを伴う可能性があり、正式な変更は2024年以降になる。1993年に始まった技能実習制度による2022年末時点の在留者数はおよそ32万5,000人。

道府県議41.85%,9道府県知事選46.78% 投票率最低

第20回統一地方選前半戦の投票率が、前回選挙を下回り過去最低となった。41道府県議選の投票率は41.85%となり、前回選挙の44.02%を2.17ポイント下回り、過去最低を更新した。31の道府県で低下し、栃木や山口などでは投票率が4割を割り込む県議選がみられた。9道府県知事選の投票率も46.78%にとどまり、前回の47.72%から0.94ポイント低下した。2015年の47.14%を下回り、過去最低を更新した。

維新が大阪ダブル選制す 奈良・徳島で新知事誕生

第20回統一地方選は4月9日、9道府県知事選や6政令市長選など前半戦が投開票された。大阪は知事・市長のダブル選で維新が制したほか、奈良・徳島で保守系勢力が分裂して戦ったことも加わり、多選候補を退け、新知事が誕生した。
大阪府知事選は現職の吉村洋文氏と、非維新勢力が推した谷口真由美氏の一騎打ちとみられていたが、非維新側の取り組み遅れもあって主張が有権者に十分に届かず、票が伸びなかった。大阪市長選も維新の新人で元府議の横山英幸氏が、非維新勢力が支援した北野妙子氏(元大阪市議)らを破り、初当選した。
奈良県知事選では維新公認の新人で元同県生駒市長の山下真氏が保守系2候補を破った。保守勢力が分裂した徳島県知事選では後藤田正純氏が現職らを退け初当選した。