欧米メディアによると、米ハワイ州マウイ島の山火事で115人の死亡が確認された遺族が9月4日、損害賠償を求め州やマウイ郡、電力会社などを相手取り州裁判所に訴訟を起こした。州や郡、電力会社は山火事の危険性を認識していたにもかかわらず、送電や植物管理などの対策を怠ったとしている。
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関東大震災の経済被害 全国4万社の情報分析で新たに検証へ TDB
帝国データバンク(TDB)は、100年前、1923年9月1日に発生10万5,000人余の犠牲者と、甚大な経済的損失を出した関東大震災について、同社が保有する全国4万社の企業情報・資料をもとに分析し、改めて被害検証を行うとともに、今後の災害対策に役立てることになった。
内閣府によると、関東大震災の被害は55億円以上と当時のGNPの37%に達し、2011年の東日本大震災の被害、GDPのおよそ3%と比べると、いかにダメージが大きかったかが分かる。
帝国データバンクは1912年から企業情報を収集しており、震災前年(1922年)と翌年(1924年)の全国4万社以上の企業情報が分析されないまま残されていることが分かった。そこで今回改めてこれらの詳細分析を行い、関東大震災の被害を徹底検証する。