日本中央競馬会(JRA)が2020年秋から開催を中止し、大規模改修工事を進めてきた”新装”京都競馬場でのレースが4月22日、902日ぶりに再開する。
老朽化していた同競馬場の基本構造・設計は変わらないが、スタンドが一新され、客席の間隔が従来より広くなったほか、パドック(下見所)も円形から楕円形に変わり、出走各馬の仕上がり状態などを、より見やすくなった。コースも芝外回りの第4コーナーの形状を、カーブを緩やかにし、レースでの安全性を高めている。
熊本地震から7年 想い新たに追悼, 教訓継承の動き
熊本、大分両県で計276人(うち災害関連死221人)が犠牲となった2016年4月の熊本地震から4月14日で7年となった。現地では犠牲者の追悼式典が行われ、震災前に想いを馳せ、突然の肉親、知人らとの別れとなった災害の前に、ぶつけようのない悲しみを新たにした。
7年の時を経て復興と、同エリアで災害の教訓継承に向けた動きも本格化している。
今年3月末に益城町にあった最後の仮設団地がその役割を終え閉鎖した。耐震性を強化した新たな庁舎が完成。熊本県などは「熊本地震震災ミュージアム」として、被災した建物や崩壊した山肌など58件の保存、公開の作業を進めている。今夏には東海大の旧阿蘇キャンパス(所在地:熊本県南阿蘇村)に震災関連施設がオープンする予定。
同地震では最大の激震地・益城町で観測史上初めて震度7を2回記録。その強烈な揺れで熊本、大分両県で計4万3,000棟の住宅が全半壊し、最大時計約19万6,000人が避難していた。
新潟・佐渡市 養殖サクラマスの水揚げ開始・出荷
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大阪万博開幕まで2年, 会場で主要施設の起工式
人口の自然減少16年連続, 少子化に歯止めかからず
総人口12年連続減 22年1億2,494万人, 東京除き減
総務省が4月12日発表した2022年10月1日時点の人口推計によると、外国人を含む総人口は前年同期と比べて55万6,000人少ない1億2,494万7,000人だった。12年連続のマイナスとなった。2年ぶりに増加した東京都を除き、全国46道府県で減少した。沖縄は1972年の本土復帰以降、初めて人口が減少した。
日本人の人口は1億2,203万1,000人。減少は75万人に上り、比較可能な1950年以降で最大の落ち込みとなった。外国人は、入国者数が出国者数よりも19万1,000人多く、2年ぶりに増えた。
65歳以上の人口は3,623万6,000人だった。総人口に占める割合は29%で、過去最高となった。