大阪府の吉村洋文知事は7月25日、山梨県北杜市で開催された全国知事会会合で2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の成功に向けて全国の都道府県知事に協力を要請した。全国知事会議の「大阪・関西万博推進本部会合」で、「国家プロジェクトとしての万博の効果を全国に波及するために支援と協力をお願いしたい」と述べた。
会議では全国知事会が6月にまとめた大阪万博を地域活性化につなげるための提言を、オンラインで参加していた岡田直樹万博相に伝達した。
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日本の人口全都道府県で減少, 首都圏も0.2%減の3,553万人余に
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「人間の証明」「悪魔の飽食」森村誠一さん死去 90歳
「人間の証明」「野性の証明」「悪魔の飽食」などの作品で知られるベストセラー作家、森村誠一(もりむら・せいいち)さんが7月24日、肺炎のため都内の病院で亡くなった。90歳だった。
埼玉県生まれ、青山学院大卒。1969年「高層の死角」で江戸川乱歩賞、1973年に「腐蝕の構造」で日本推理作家協会賞を受賞。現代社会の疎外感や虚無感を掘り下げ、社会派的なテーマとトリックを融合した作品でサラリーマン層に支持された。1976年には証明三部作の第1作「人間の証明」を発表。翌年にはメディアミックスで「野性の証明」も高倉健主演で映画化され、人気を博した。また、旧日本軍の中国での人体実験を告発した1981年のノンフィクション「悪魔の飽食」は社会的に大きな反響を呼んだ。