改正皇室典範10/24施行 養子や女性皇籍維持で道筋 初の改正

改正皇室典範が10月24日、施行された。旧宮家の男系男子を皇室の養子に迎え、結婚した女性皇族が皇室に残る仕組みで、これにより皇族数確保に一定の道筋が付く。ただ、安定的な皇位継承策については与野党間で隔たりがあり、課題は残されたままだ。
日本国憲法と同日の1947年5月に施行された現行の皇室典範の実質的改正は初めて。

村上龍さん死去74歳 現代社会の”闇”や”歪み”題材の作品

「限りなく透明に近いブルー」をはじめ、現代社会の”闇”や”歪み”を題材とした作品を数多く発表した作家の村上龍(むらかみ・りゅう、本名・龍之助)さんが10月17日死去した。74歳だった。葬儀は近親者で執り行った。
1952年、長崎県佐世保市生まれ、高校卒業後、米軍基地のある東京都福生市で暮らした。その体験をもとに武蔵野美術大学在学中の1976年に発表したのが「限りなく透明に近いブルー」。この作品で群像新人文学賞、そして芥川賞を受賞した。
その後も、当時世相をにぎわせた、コインロッカーに捨てられた子どもを題材とした「コインロッカーベイビーズ」、世界恐慌に翻弄される日本で台頭する若者たちを題材とした「愛と幻想のファシズム」などの話題作を世に出した。村上春樹さんとともに”ダブル村上”と称された。

中国系ハッカー AI「ARTEX」で世界中の数百企業を攻撃

米マイクロソフトは米国時間10月21日、中国政府に関係するハッカー集団が、中国系のAI(人工知能)ツール「ARTEX(アルテックス)」を使って、内外の企業などにサイバー攻撃を仕掛けていたと発表した。マイクロソフトが自社のクラウドサービスの記録などを調べた。「Storm
(ストーム)‐0940」と呼ぶハッカー集団が9月以降、ARTEXを使って世界中の数百に上る企業などに攻撃を仕掛けていたとしている。

巨人新監督に松井秀喜氏就任 日米507本塁打, 24年ぶり復帰

プロ野球巨人の新監督にOBの松井秀喜氏(52)が就任することが10月23日、明らかになった。巨人ほか、MLBではヤンキースなどに在籍、日米通算507本塁打の記録を残し、”ゴジラ”の愛称で親しまれたスター選手が、24年ぶりに日本球界、古巣へ復帰する。
背番号は「90」。90番は、長嶋茂雄終身名誉監督が、最初に監督に就任したときに付けた番号。なお、松井氏は2012年に引退して以降、指揮を執るのは初めて。

世界体操 橋本大輝「金」内村航平以来の個人総合4連覇

オランダ・ロッテルダムで行われている体操の世界選手権で10月22日、日本期待の男子個人総合決勝があった。予選2位で通過した橋本大輝が6種目合計85.998点で、史上2人目の4連覇を成し遂げた。2009~2015年に6大会連続で世界一に輝いた内村航平以来で、橋本は団体総合との2冠となった。予選1位の岡慎之介は崩れ、8位に終わった。

欧州議会 ICCに「サハロフ賞」”法の支配”担う役割を評価

欧州連合(EU)の欧州議会は10月22日、人権や思想の自由を守る活動を称える今年の「サハロフ賞」を国際刑事裁判所(ICC)とその職員に授与すると発表した。ICCが米国のトランプ政権の制裁を受ける中、国際社会における「法の支配」を担う役割を評価した。授賞式は12月16日、欧州議会があるフランス・ストラスブール行われるで。

米国土安全保障省 中国のディープシーク排除を命令

米国土安全保障省は10月19日、中国AI(人工知能)企業ディープシークの製品やサービスを、米連邦政府の民生部門のITシステムから排除するよう命じたと発表した。新規調達も禁止する。政府職員らの利用を通じて「気密性の高いデータが、中国に流出する恐れがある」と懸念を示している。
ロイター通信によると、すでに米商務省や海事などが政府支給の端末でのディープシーク使用を禁止している。

訪日客の免税 11月から「出国時に還付」へ, 転売対策で変更

訪日外国人向けの消費税の免税手続きが、11月から大幅に変更される。従来は店頭で税抜き価格で販売していたが、今後は店頭では税込み価格とし、出国時に税関での確認を経て、税金分を還付する。免税で安く仕入れた商品を日本国内で売る”転売(てんばい)ヤー”への対策が主な狙い。

ウクライナ軍使用スターリンクで通信速度制限, マスク氏関与か

米紙ウォール・ストリート。ジャーナルは10月20日、ウクライナ軍が使用する「スターリンク」の通信速度が制限されていた問題で、スペースXのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)が制限を課すように指示したと報じた。また、トランプ米大統領とマスク氏は関与をほ呈してきたが、両氏が水面下で協議した可能性も伝えている。

356㌘の超低出生体重児の治療に成功 世界最小か 静岡

静岡県立こども病院(所在地:静岡市)は10月19日、わずか356gという超低出生体重女児への心臓カテーテル治療が成功したと発表した。
生後11カ月で体重4.9kgまで成長し、今後も同病院が経過観察する。同病院によると、治療が成功した世界最小例とみられる。
女児は2025年10月、妊娠25週3日で緊急帝王切開により出生。片手で収まるほどの大きさで、大動脈の一部が狭くなる大動脈縮窄症と診断された。そのため、直径1ミリ程度の頸動脈からカテーテルを入れ、、大動脈を広げる治療が行われた。