東シナ海で中国の掘削機器等の設置を確認 海自

海上自衛隊は6月20日、東シナ海の日中の地理的中間線の西側で、資源開発の掘削機材等設置を確認したと発表した。分析の結果、海洋プラットフォームの設置が完了していることが確認された。
東シナ海の排他的経済水域および大陸棚の境界が未だ画定していない状況において、日本側からの度重なる抗議にもかかわらず、作業が継続、強行されていたわけだ。このため、直ちに船越健裕アジア大洋州局長から、楊宇・在京中国大次席公使に強く抗議するとともに、東シナ海資源開発に関する日中間の協力に関する「2008年合意」の実施に関する交渉再開に応じるよう、改めて強く求めた。

転勤辞令は「退職のきっかけになる」64% エンJ

エン・ジャパンが実施した『転勤』についてのアンケート調査によると、「転勤の辞令が出たら退職を考える」との回答が、「考える」「やや考える」を合わせ64%に上った。前回の2019年の調査から5ポイント増えた。年代別にみると、20代、30代は7割以上が「考える」と回答した。
これまでに転勤がきっかけで転職したことがあるか聞くと「ある」は9%にとどまったが、2019年調査と比較すると4ポイント増えている。
今後、転勤辞令が出た場合の対処を聞くと、52%が「承諾する」「条件付きで承諾する」合わせて回答。2019年調査と比べると11ポイント減少している。
条件付きで承諾すると回答した人に、その条件を聞くと「家賃補助が出る」が最も多く62%だった。次いで「昇進・昇給」(60%)、「転勤期間が決まっている」(42%)と続いた。
一方、「条件に関係なく転勤を拒否する」と回答したのは26%だった。その理由を聞くと「配偶者も仕事をしているから」が最も多く34%。2位は「子育てがしづらいから」(30%)、3位は「親の世話・介護がしづらいから」(28%)と続いている。

日本のノウハウ導入したバングラデシュ総合病院オープン

バングラデシュ・ダッカ市で6月18日、「イーストウエスト医科大学病院事業」により設立されたシップインターナショナル病院のオープニングセレモニーが行われた。政府の担当大臣からお祝いのビデオメッセージが寄せられたほか、関係者、日本大使館から伊藤大使、JICAに中澤理事らが臨席した。
同事業は、新型コロナウイルス禍で当初の計画が変更されたが、医療・介護分野で幅広く事業を手掛けるシップへルスケアホールディングスの中核企業グリーンホスピタルサプライが参画し、日本の病院経営、医療現場のノウハウが導入されている。

ロシア富裕層の国外流出進む 22年に1.5万人予測

ロシア富裕層の国外流出が止まらない。英国の民間コンサルティング会社は、2022年に資産100万ドル(約1億3,000万円)以上を持つ富裕層が、ロシアから国外に1万5,000人移住するとの予測を公表した。ウクライナ侵攻に伴う欧米諸国による対ロシア経済制裁が強まる中、人材や富の流出が顕著になっている。日本経済新聞が報じた。

文科省 5年計画で外国人留学生30万人回復へ支援

文部科学省がまとめた、新型コロナウイルス禍で途絶えた留学生の往来を回復させる支援強化策の内容が判明した。骨子は5年後の2027年を目指して外国人留学生の受け入れ数をコロナ前の30万人強、海外へ出る学生数を10万人超に戻す。受け入れ留学生の重点地域を選定し、現地での情報発信を強化する。

ASEAN6カ国の1〜3月GDP 2四半期連続でプラスに

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ASEAN主要6カ国(タイ、フィリピン、ベトナム、インドネシア、マレーシア、シンガポール)の2022年第1四半期(1〜3月)の実質GDP成長率の統計が出揃った。この結果、主要6カ国すべてで2021年第4四半期(10〜12月)に続き2期連続でプラス成長となった。
高い順にみると、フィリピンが前年同期比8.3%(2021年第4四半期7.8%)だったほか、マレーシア5.0%(同3.6%)、インドネシア5.0%(同5.0%)、ベトナム5.0%(同5.2%)、シンガポール3.7%(同6.1%)、タイ2.2%(同1.8%)だった。
ただ、今後については国際経済の減速リスクが強いと判断、各国とも2022年通年の経済成長率見通しを下方修正している。

大谷に4年270億円提示の可能性 米メディア報道

ニューヨーク・ポスト(電子版)は、米大リーグで2023年オフにフリーエージェント(FA)になるエンゼルスの大谷翔平について、複数の球団が4年2億ドル(約270億円)の巨額の契約を提示する可能性があると報じた。平均年俸は5,000万ドルで、メジャー最高額のシャーザー(メッツ)の4,330万ドルを抜く計算になる。