米航空宇宙局(NASA)と米スペースXは10月5日正午(日本時間6日午前1時)、日本の若田光一飛行士(59)ら4人が乗る宇宙船クルードラゴン5号機を打ち上げた。NASAによると、宇宙船は計画通りの軌道に投入され、打ち上げは成功した。若田さんは5度目の飛行で、日本人として最高齢での挑戦。約半年間の国際宇宙ステーション(ISS)滞在の間、将来の月や火星探査に備えた実験などを行う。
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中小企業の6割超が「人手不足」経済活動再開で
日本商工会議所が7月〜8月にかけて全国の中小企業6,000社余りを対象に実施した雇用に関する調査(2,880社が回答)によると、「人手が不足している」と回答した企業の割合が64.9%にに上り、調査を始めた2016年以降で最も高かった66.4%に迫る水準となった。
業種別では「建設業」が77.6%、「運輸業」が76.6%と高く、コロナ禍で深刻な影響を受けた「宿泊・飲食業」でも73.9%となり、経済活動再開に伴い、人手不足が再び深刻化している現状がうかがえる。
昨年度新卒採用を募集した企業のうち、「予定した人数を採用できた」とする回答が45.6%と最も多かったものの、「予定した人数を採用できなかった」が34.6%、「募集したものの、全く採用できなかった」が19.9%となり、人材の確保が難しくなりつつある。
凱旋門賞 日本勢惨敗,土砂降りのロンシャンに夢散る
世界最高峰の競馬レース、凱旋門賞(G1、芝2,400m、フランス・パリロンシャン競馬場)が10月2日、強烈な雨が降りしきる中、行われた。今年こそ頂点をの夢を乗せて、日本からタイトルホルダー(牡4、栗田厩舎)を大将格に、ドウデュース(牡3、友道厩舎)、ステイフーリッシュ(牡7、矢作厩舎)、ディープボンド(牡5、大久保厩舎)の過去最多の4頭が出走。日本競馬界とファンの悲願の頂点奪取の期待が集まっていた。
しかし、折からの重馬場に加え、不運にもレースがスタートするころから、まさにどしゃ降りの雨となった。日本馬は各馬とも経験したことのない、悪条件に見舞われ戦意喪失気味。逃げたタイトルホルダーを含め、いずれもスタミナを消耗、本来の走りが全くできずに惨敗。またも夢は散った。
タイトルホルダーは11着、ステイフーリッシュ14着、ディープボンド18着、ドウデュース19着に終わった。優勝したのは英国のアルピニスタ(牝5)で、1着賞金285万7,000ユーロ(約4億円)を獲得した。