連合の芳野友子会長は5月24日、松野博一官房長官を官邸に訪ね、連合の2022年度重点政策の実現に向け協力を要請した。組織に属さないフリーランス労働者問題、生活困窮者やヤングケアラー支援、脱炭素社会への取り組みなどについて意見交換した。女性活躍支援も話題に上った。芳野氏は「問題意識はおおむね共有されている。引き続き意見交換する」と語った。
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ゼレンスキー大統領 「領土を侵攻以前に戻して」
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる軍事侵攻が始まってから3カ月となった5月24日、日本メディアとして初めてNHKの単独インタビューに応じた。
この中で同大統領は「領土を2月24日以前の状態に戻したうえで、ロシアとの交渉のテーブルにつく」と述べ、ロシア軍が侵攻する以前の状態まで領土を奪還しない限り、停戦交渉は難しいという考えを示した。すべてのウクライナ人にとって勝利とは、領土を取り戻すことだ。ドンパス地域とクリミア半島の両方で、我々のすべての領土を取り戻さなければならないのは確かだ。それには犠牲を伴うだろう。
今後のウクライナ軍の戦略について「長距離ミサイルなど必要とする兵器が届いたとき反撃の準備が整う」とし、欧米の軍事支援によって態勢が整った後に、反撃を強める姿勢を強調した。
世界が国際司法の場でロシアの戦争犯罪を
追及していくことが重要!
そして「ロシアの数々の戦争犯罪を国際司法の場で世界が追及していくことが重要だ。ここで止められなければ、ことはウクライナだけでは済まない。ロシアは他の国へ次々に侵攻していくだろう。世界が結束してロシアの侵略戦争(=力による現状変更の試み)を止めなければならない」と熱っぽく語った。
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世界の難民・避難民 初の1億人超え ウクライナ侵攻で急増
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は5月23日、世界各地で起きている紛争や迫害によって住む場所を追われ、難民や避難民となった人が、世界全体で初めて1億人を超えたことを明らかにした。ロシアによるウクライナ侵攻によって急増したとしている。
UNHCRによると、アフガニスタン、エチオピア、ミャンマーなどで多くの人が避難を余儀なくされ、その数は2021年末時点で合わせて9,000万人近い規模だったが、2月下旬のロシアによるウクライナへの軍事侵攻によって急激に増えたという。
ウクライナではこれまでに国外に避難した人が600万人を超え、国内で避難生活を余儀なくされている人はおよそ800万人に上っているとしている。