厚生労働省が5月30日発表した4月の有効求人倍率は1.32倍で、前月と同水準だった。求職者は0.7%、企業の求人数も0.6%それぞれ減少した。4月の新規求人数を産業別にみると、宿泊業・飲食サービス業が前年同月比で8.2%、情報通信業が7.5%それぞれ増えた。一方、建設業は9.6%、製造業は9.3%それぞれ減少した。
総務省が同日発表した4月の完全失業率は2.6%で、前月比0.2ポイント低下し、3カ月ぶりに改善した。
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23年出生数70万人台前半か 1〜3月は5%減の18万2,400人 減少加速
日本の人口減少が、政府の推計をさらに前倒しで進みそうな数値が発表された。厚生労働省が5月26日発表した人口動態統計(外国人含む速報値)によると、2023年1〜3月の出生数は18万2,477人だった。1899年の統計開始統計開始以降初めて80万人を割り込み、衝撃を受けた2022年の同期の19万2,211人を5%下回った。
出生数は婚姻件数に2年半ほど後ずれして顕在化する。新型コロナウイルス禍で2020年、2021年と結婚が大幅に減少していることを考え合わせると、出生数は下振れする可能性が高い。
国立社会保障・人口問題研究所が4月に公表した将来推計人口で、2023年の日本人の出生数は最も実現性が高いとした中位推計で76万2,000人。しかし、専門家は1〜3月の出生数のペースが続くとこの中位推計を下回り、2023年の出生数は70万人台の前半になるとの予測も出ている。