ヤクルト村上 プロ野球新の5打席連続本塁打達成

プロ野球ヤクルトの内野手、村上宗隆(22)が8月2日、神宮球場で行われた中日との14回戦で、プロ野球史上初となる5打席連続本塁打を達成した。7月31日の阪神線から2試合にまたがっての記録樹立となった。
これまで四死球を選んだケースを含め、4打席連続がプロ野球記録で、王貞治(巨人)、バース(阪神)、掛布(阪神)ら20人(通算21度)が記録していた。

最低賃金の引き上げ額 過去最大の31円,平均961円に

今年度の最低賃金(時給)について、労使の代表者らが協議する中央最低賃金審議会は8月1日、引き上げ額の目安を31円(3.3%)と決めた。目安通りに改定されれば全国加重平均は961円(現在は930円)となる。過去最大の引き上げ幅で、円安やウクライナ危機による物価高騰を考慮した。

米ペロシ下院議長 蔡総統と会談 台湾支持を強調

台湾の蔡英文総統は8月3日、訪台したペロシ米下院議長と総統府で会談した。ペロシ氏は台湾統一圧力を強める中国の習近平指導部を念頭に「米国は台湾と団結する」と述べ、台湾を支持する米国の立場を強調した。
一方、ペロシの訪台や蔡氏との会談に中国は猛反発し、軍事圧力を強めるなど厳しい対抗措置を取る構えをみせている。

医療現場の逼迫緩和へ検査証明求めないよう財界に要請

後藤茂之厚生労働相は8月2日、経団連など経済3団体などに、社員がコロナ罹患、療養後、仕事に復帰する際、医療機関などが発行する検査証明を求めないよう要請したと明らかにした。
発熱外来が連日、早期に予約が満杯で、一般外来が満足に稼働していない中、医療機関に負担をかけないよう連携、配慮し、医療現場の逼迫緩和につなげる。

徳島文理大「ユーグレナ」の高速培養技術を開発

徳島文理大理工学部(所在地:香川県さぬき市)の研究グループは、微細藻類「ユーグレナ」に特殊な発光ダイオード(LED)光を照射することで持続的に高速培養できる技術を開発した。培養容器に通常の白色光に加え赤色から赤外光の特殊なLED光を当てると、ユーグレナが高速増殖モードに移行して細胞が高速で増えることが分かった。照射を止めても増殖モードは持続し、ユーグレナの細胞は従来の約2倍に増えたという。
ユーグレナ健康食品や化粧品の原料として知られているが、供給能力が現状ではネックとなっている。今回の新技術が実用化されれば、バイオジェット燃料の原料としても期待が高まる。同大は脱炭素につながる技術として今後、企業と組んで試験研究に取り組む考えだ。

横浜市 タイ・バンコクに「アジア事務所」開設

横浜市は8月1日、タイの首都バンコクに「「横浜アジア事務所」を開設したと発表した。同事務所はタイ政府工業省産業振興局内「ジャパンデスク」内のオフィススペースに設置された。
バンコク市内の中小企業のビジネス支援や人材交流、公民連携による脱炭素や環境インフラ関連ビジネスの展開を推進する。

徳島 阿波踊り 最大規模で8/11〜15日開催決定

徳島市の「阿波おどり 未来へつなぐ実行委員会」は7月30日、新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、今夏の祭りを屋内外の最大規模で開催すると発表した。前夜祭を含め8月11〜15日に開催する。
屋外に有料・無料の演舞場を2カ所ずつ設け、舞台上で踊れる広場も用意。屋内の有料海上も運営する。観客らが踊りに加わる”にわか連”も認めるなど、例年に近い規模となる。こうした方針に沿って、徳島市内で8月1日、阿波踊りの有料演舞場の桟敷づくりが始まっている。

新型コロナ関連破綻 累計4,000件に 平均1日4.5件

東京商工リサーチのまとめによると、2022年8月2日13時時点で企業の新型コロナウイルス関連破綻件数が累計4,000件(倒産3,850件、準備中150件)に上った。内訳は負債1,000万円以上が3,801件、負債1,000万円未満が199件。
この間の経過をみると、2020年2月25日に経営破綻第1号が判明。約1年後の2021年2月に1,000件、同年8月に2,000件、2,022年3月に3,000件に達した。第1号判明から3,000件まで約2年だったが、3,000件から4,000件まではわずか約150日で到達したことになる。単純計算では1日約4.5件のコロナ破綻が発生している。