防衛省は4月15日、領空侵犯の恐れのある外国軍機などに対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した回数が、2021年度は前年度比279回増の1,004回に上ったと発表した。2016年度の1,168回に次いで過去2番目に多かった。
2021年度の中国機に対するスクランブルは前年度比264回増の722回と全体の約7割を占めた。また、ロシア機へのスクランブルは前年度と同水準の266回で、領空を侵犯したとして公表したケースが2回あった。
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在留資格「特定技能2号」全国初の認定 建設関係で
人手不足解消へ産業界の強い要請により2019年4月施行の、外国人労働者の受け入れのために導入された新たな在留資格「特定技能」制度で、事実上永住が可能な「特定技能2号」の資格取得者が生まれたことが分かった。この資格取得者は岐阜県各務原市の建設会社で働く中国籍の翁飛さん(35)。支援団体や国土交通省によると、2号認定は全国初。共同通信が報じた。
特定技能精度は改正入管難民法で設けられた外国人の新たな在留資格で、農業、建設、外食、介護など14分野が対象。このうち在留期間が通算5年の1号と、熟練した技能を持つ場合に与えられる2号がある。2号は在留期間の更新に上限がなく、家族を呼び寄せられるほか、事実上永住が可能。