日本相撲協会は1月26日、東京都墨田区の両国国技館で春場所(3月13日初日、「エディオンアリーナ大阪)の番付編成会と臨時理事会を開き、東関脇御嶽海(29)の大関昇進を満場一致で決めた。新大関は2020年秋場所後の正代以来で、春場所は1横綱3大関となる。
協会は使者を出羽海部屋に派遣し、昇進を伝達した。御嶽海は「大関の地位を汚さぬよう、感謝の気持ちを大切にし、自分の持ち味を生かし、相撲道にまい進してまいります」と口上を述べた。
連合と経団連 労使トップ会談 賃上げの重要性は一致 春闘始動
連合の芳野友子会長と経団連の十倉雅和会長の労使トップ会談が1月26日、東京都内で行われ、2022年春闘がスタートした。十倉会長は「労使による真摯な議論の結果として、賃金引き上げのモメンタム(勢い)が維持されることを期待する」と発言。芳野会長も「月例賃金(のアップ)にこだわり、格差是正を図る必要がある」と強調し、賃上げの重要性では一致した。
連合は今春闘で、基本給を底上げするベースアップの要求を2%程度とし、定期昇給分を合わせて4%程度の賃上げを求める。経団連も業績が回復した企業には積極的な賃上げを呼び掛けているが、コロナ禍のダメージの残る企業もあり、「一律」での対応は難しいとしている。春闘は今後、産業別や個別企業の労使交渉が本格化し、3月中旬に集中回答日を迎える。
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「まん延防止」27日から18道府県追加 2/20まで 34都道府県に
日本政府は1月25日、基本的対処方針分科会で、新型コロナウイルスの感染が急拡大する大阪府など18道府県に「まん延防止等重点措置」を適用する案を諮問し、了承され、夜の政府対策本部で正式決定した。期間は1月27日から2月20日まで。1月末が期限の広島、山口、沖縄の3県も2月20日まで延長する。
今回新たに重点措置の対象になるのは大阪、兵庫、京都の関西3府県と北海道のほか、青森、山形、福島、茨城、栃木、石川、長野、静岡、島根、岡山、福岡、佐賀、大分、鹿児島の計18道府県。東京など16都県と合わせ、適用は34都道府県に広がる。
具体的な内容は都道府県が決めるが、飲食店などへの時短営業の要請やイベントの人数制限などが柱になる。