フランス大統領選の第1回投票が4月10日行われた。フランスメディアによると、現職のエマニュエル・マクロン氏(44)と右翼「国民連合」前党首のマリーヌ・ルペン氏(53)が4月24日に行われる決選投票に進むと報じている。第1回の両氏の得票率はマクロン氏約28%、ルペン氏約24%。決選投票は5年前と同じ顔ぶれとなった。
世銀GDP予測 ウクライナ45.1%減 ロシア11.2%減
世界銀行は4月10日、2022年のウクライナの実質GDP(国内総生産)が、ロシアによる軍事侵攻で前年比45.1%減と大幅に落ち込むとの予測を発表した。また、ロシアも米欧日が主導する経済制裁の影響で、前年比11.2%減と「深刻な景気後退」に落ち込むとの予測を示した。
ウクライナについて世銀は、ロシアの軍事侵攻でインフラが甚大な被害を受け、多くの国民が国外に避難する事態となっている点を強調。今後について、戦争がいつまで続くか、また攻撃の激しさ次第で、経済の縮小規模が変わってくると、不透明感が強いと指摘した。
ロシアについては、制裁によるものと、軍事侵攻という国際法違反の暴挙により、400社以上の米企業がロシアから引き揚げるなど投資の落ち込みが続くことなどによる。