インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は3月14日、ジャカルタから移転される新首都、東カリマンタン州、「ヌサンタラ」(ジャワ語で「群島」の意)の0キロメートル地点で、開発の西郊を祈願する式典を実施した。NNA ASIAが報じた。
21年の自殺者2万1,007人で高止まり 女性2年連続増
警察庁の自殺統計(確定値)に基づく厚生労働省のまとめによると、2021年の自殺者数は前年より74人減の2万1,007人だった。女性の自殺者数が42人増の7,068人に上った。男性は116人減の1万3,939人で12年連続の減となった。ただ、全体の数値は新型コロナウイルス流行前の2019年より838人多く、高止まりとなっている。
女性の自殺の動機・原因は「健康問題」が最多で、前年比144人減の4,375人。次いで「家庭問題」が65人増の1,357人で、内訳は「夫婦関係の不和」223人、「家族の将来の悲観」215人などと続いた。「経済・生活問題」も29人増えて454人に上り、うち「生活苦」が185人と最も多かった。
SWIFTが7ロシア銀行を決済網から遮断 発表
入管庁 2月の外国人新規入国5,206人,1月の2.6倍に
中国 コロナで市中感染5,154人に,事実上都市封鎖も
首相がウクライナ避難民の受け入れ態勢づくり指示
ロシア人の隣国フィンランドへの出国相次ぐ
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ロシア人たちが陸路で隣国フィンランドへ次々と出国している。欧米各国がロシアからの航空便の受け入れを停止していることから、陸路で移動しているもの。
フィンランドの首都ヘルシンキの中央駅には、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクからの長距離列車「アレグロ号」が、1日2回到着する。この路線を運営する鉄道会社では、3月に入ってからロシア人の利用客が大幅に増え、定員およそ350人の列車はほぼ満席の状況が続いているという。このため、今後列車を増便する計画だとしている。
ロシア人の鉄道を利用した出国が増えている点について、「今後出国が難しくなったり、不可能になったりするリスクがあるので、出国を早めた」とする人や、ロシア国内で「様々なデジタルサービスが停止し、銀行のカードも使えなくなった。インターンネットがつながらなくなると仕事もできなくなるので、出国することにした」などの声が聞かれた。
ロシアが中国に軍事物資の支援求める 米メディア
中国のコロナ感染者3/12に3,393人で過去最多更新
北京パラ閉幕 国際情勢に揺れた異例の祭典
第13回冬季パラリンピック北京大会は3月13日、北京市の国家体育場(通称:鳥の巣)で閉会式が行われた。46カ国・地域の選手が参加した大会はロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ロシアとベラルーシが開幕直前、除外される異例の事態。ロシアVSウクライナの戦況が激しさを増し、米、EU、そして日本などこれを取り巻く国々の対応措置(=経済制裁)が報道され、激動する国際情勢の中、障がい者スポーツの冬の祭典が、10日間の日程を終えて幕を閉じた。
中国が金メダル18個を含む計61個のメダルを獲得し、冬季大会で初のランキング1位となった。戦禍のウクライナは金11個を含む計29個のメダルを獲得。冬季大会では同国史上最多メダル数となり、母国を勇気づけた。日本勢のメダル総数は7個(金4、銀1、銅2)で、国・地域別ランキングで9位だった。
次回の2026年大会はミラノ・コルティナダンペッツオ(イタリア)で開催される。