厚生労働省が5月24日発表した2021年度の毎月勤労統計(確報、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年度に比べて0.5%増えた。プラスは5年ぶり。残業代など所定外給与が上向いた。ただ、全体として回復度合いは鈍く、新型コロナウイルス禍前の水準には届かなかった。
名目賃金にあたる従業員1人当たりの現金給与総額は0.7%増の32万604円だった。基本給など所定内給与は0.4%増の24万6,245円、所定外給与は7.1%増の1万8,226円、ボーナスなど特別に支払われた給与は横ばいの5万6,133円だった。
「特定技能」滞在者 3年間でわずか6万4,730人
世界の難民・避難民 初の1億人超え ウクライナ侵攻で急増
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は5月23日、世界各地で起きている紛争や迫害によって住む場所を追われ、難民や避難民となった人が、世界全体で初めて1億人を超えたことを明らかにした。ロシアによるウクライナ侵攻によって急増したとしている。
UNHCRによると、アフガニスタン、エチオピア、ミャンマーなどで多くの人が避難を余儀なくされ、その数は2021年末時点で合わせて9,000万人近い規模だったが、2月下旬のロシアによるウクライナへの軍事侵攻によって急激に増えたという。
ウクライナではこれまでに国外に避難した人が600万人を超え、国内で避難生活を余儀なくされている人はおよそ800万人に上っているとしている。