日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2021年に東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国(タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール)から日本を訪れた旅行者はは前年比93.8%減の4万2,660人にとどまった。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により3月以降は低迷したものの、1、2月は訪日客があり、通年で69万1,069人となっていた。2021年に最も訪日客が多かったのはベトナムで、前年比82.6%減の2万6,500人。
21年訪日客数 最少の24万5,900人 20年比94.0%減 観光庁
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インドネシア カリマンタン島東部への新首都法案 国会で可決
インドネシア国会は1月18日、ジャカルタからカリマンタン島東部への首都移転に関する新首都法案を本会議で可決した。これにより、2024年上半期(1~6月)までに首都機能の一部移転を目指す。
新首都は、ジャカルタから1,200km以上離れた東カリマンタン州の北プナジャムパスルに整備される。新首都の名称は、インドネシア語で「群島」という意味の「ヌサンタラ」とすると発表した。新首都の総面積は25万6,142ha。うち大統領宮殿をはじめとする政府機関を置く中心部は5万6,180haとなる。
ジョコ・ウィドド大統領は2019年、ジャワ島への一極集中を是正することを目指して、カリマンタン島への首都移転計画を発表。当初は2021年にも工事が始まるとみられていたが、コロナ禍で停滞。首都移転に関連する法整備も遅れていた。