サッカー男子 難敵マリに1−0 開幕2連勝で決勝T進出決定

パリ五輪サッカー男子は7月27日、各地で1次ーグ第2戦が各地で行われ、D組の日本代表はボルドー競技場でマリと対戦し、1−0で勝った。試合は激しい攻防を繰り返し最終盤、相手にPKを与え同点のピンチを迎えたが、勝負の女神は日本に味方した。マリは3月の親善試合で1−3で完敗した難敵だった。

パリ五輪 7/26開幕 日本選手団最多の409人 金20個目標 

パリオリンピックが7月26日開幕した。今回の大会は『広く開かれた大会』をスローガンに、夏季五輪史上初めてスタジアム以外のセーヌ川で開会式が行われた。エッフェル塔がレーザー光線で、パリの上空が様々に照らし出される光の演出は圧巻だった。愛の讃歌が流れる中、エッフェル塔のステージに登場したセリーヌ・ディオンが美しい歌声を響かせた。長く記憶に残りそうな開会式だった。
パリ五輪はエッフェル塔スタジアム、コンコルド広場、ヴェルサイユ宮殿前などの街中も競技会場となって実施される。日本選手団の選手数は海外で行われる大会では史上最多の409人となった。目標とする20個の金メダル獲得を目標に8月11日までの17日間の戦いが幕を開けた。
パリ大会には32競技の合わせて329種目に200ほどの国・地域などから男子がおよそ5,700人、女子が5,500の合わせて1万1,000人余の選手がエントリーしている。このほか、難民選手団が前回の東京大会より8人増えて、これまでで最多の37人、ウクライナ侵攻により、国として参加が認められていないロシアと、その同盟国のベラルーシ国籍の選手がか”AIN”と呼ばれる「中立的な立場の個人の資格の選手」として合わせて32人が出場する見込み。

平均寿命3年ぶりに延びる 女性87.14歳, 男性81.09歳

厚生労働省公表の簡易生命表によると、2023年の日本人の平均寿命は女性が87.14歳、男性が81.09歳となり、前年に比べ女性は0.05歳、男性が0.04歳それぞれ延びたことが分かった。直近2年間は新型コロナウイルス禍の影響で男女とも連続して縮んでいた。したがって延びるのは3年ぶり。
国別にみると、女性は日本が前年と同様世界1位、男性は4位から5位に下がった。女性は2位がスイス(85.9歳)、3位がフランス(85.75歳)。男性は1位スイス(82.3歳)、2位スウェーデン(81.58歳)、3位ノルウェー(81.39歳)。

なでしこジャパン パリ五輪初戦はスペインに敗れる

パリ五輪のサッカー女子は7月25日、1次リーグ各組の第1戦が行われた。C組の日本代表「なでしこジャパン」は国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位で、2023年のワールドカップ(W杯)覇者のスペインに1−2で逆転負けし、勝点を得ることはできなかった。
試合はスペインがボールを支配する時間が圧倒的に長く、日本は自陣でしのぎながらカウンターアタックの機会をうかがう展開。ただ、この日のなでしこはパスミスや、スペインの素早い、そして厳しいチェックに遭い、攻撃の組み立てが十分できず、シュートに持ち込めた場面は極めて少なかった。このため、なでしこは序盤13分にFKを直接決めて先制した1点にとどまった。
スペインは、2023年のW杯1次リーグで0−4で惨敗した、なでしこに対する戦い方を、徹底して磨いていた。
なでしこジャパンは28日にブラジル、31日にナイジェリアと」それぞれ対戦する。

大阪・天神祭 夏本番「船渡御」と奉納花火が夜空彩る

水の都・大阪に夏本番を告げる大阪天満宮(所在地:大阪市北区)の天神祭は7月25日、クライマックスの「船渡御(ふなとぎょ)」を迎えた。市中心部を流れる大川では午後6時過ぎ、菅原道真のご神霊を乗せた船をはじめ、赤や白の提灯で飾られた船が次々と出発。太鼓や鉦(かね)を鳴らしながら往来、総勢約100隻の船が行き交った。また、夜空を彩る奉納花火も打ち上げられ、見物客を魅了した。

サッカーパリ五輪男子 パラグアイに5−0 白星発進

パリ五輪開会式に先立ってスタートしたサッカー1次リーグで、日本男子代表は7月24日(日本時間25日)、フランス・ボルドー競技場でD組初戦を南米の雄、パラグアイと戦い、5−0と大勝し白星発進した。パラグアイは序盤とくに、パスを出した直後の日本選手への、バックからの悪質な足元や足首へのアタックが目立った。このため審判が注意を与えるシーンが度々あり、中断した。こうしたプレーにより、パラグアイ側が退場者を出したことで、ハードワークとなった後半に、日本の数的有利が発揮され、日本はゴールを重ねた。
次戦は7月27日(日本時間28日)、マリと対戦する。

24年度最低賃金 全国平均1,054円 上げ幅50円は過去最大

厚生労働相の諮問機関、中央最低賃金審議会の小委員会は7月24日、2024年度の最低賃金の目安を全国平均で時給1,054円にすることを決めた。現在の1,004円から50円の引き上げで、22年連続の増加となる。引き上げ幅は2023年度の43円を上回って過去最大。幅広い品目の長期にわたる諸物価上昇への対応を重視することで、労使双方が折り合った。

日本人86万人減の1億2,156万人 外国人初の300万人超え

総務省の住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、1月1日時点の日本人の人口は1億2,156万1,801人で、前年から86万1,237人減少した。減少となるのは15年連続で、前年比の減少幅は1968年の調査開始以来、最大となった。一方、外国人は前年から11.01%増え、過去最多の332万3,374人となり、初めて300万人を超えた。増加幅は過去最大の32万9,535人だった。
この結果、外国人を含む総人口は1億2,488万5,175人となった。日本人の減少幅が外国人人口の増加分を上回り、総人口は53万1,702人減少した。