インドネシア中央統計庁のまとめによると、2020年9月は輸出が前月比7.0%増の140億840万ドル、輸入が同7.7%増の115億7,090万ドルと輸出入ともに増加。貿易収支は同3.6%増の24億3,750万ドルとなり、5カ月連続の貿易黒字を記録した。
また、1~9月の輸出入は前年同期比でともに減少したものの、貿易収支は135億1,370万ドルの黒字だった。
インドネシア 5カ月連続の貿易黒字 1~9月も135億㌦余の黒字
インドネシア中央統計庁のまとめによると、2020年9月は輸出が前月比7.0%増の140億840万ドル、輸入が同7.7%増の115億7,090万ドルと輸出入ともに増加。貿易収支は同3.6%増の24億3,750万ドルとなり、5カ月連続の貿易黒字を記録した。
また、1~9月の輸出入は前年同期比でともに減少したものの、貿易収支は135億1,370万ドルの黒字だった。
72時間以内のビジネス目的の入国容認へ 14日間の待機免除
日本政府は、72時間以内の”超短期”のビジネス目的による入国を、新型コロナウイルスの陰性証明や行動計画書の提出などの条件付きで認める方向で調整に入った。14日間の待機を免除する。感染状況を見極めながら対象国を詰め、11月中にも始める。国際的な経済活動再開を後押しし、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ景気の回復につなげるのが狙い。
9月の訪日外客数99.4%減の1万3,700人 12カ月連続マイナス
日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2020年9月の訪日外客数は前年同月比99.4%減の1万3,700人となり、12カ月連続で前年同月を下回ったものの、6カ月ぶりに1万人を超えた。主な国・地域の内訳は中国3,000人、台湾800人、インド400人、香港90人など。
ただ、新型コロナウイルス感染症の拡大、第2波の襲来で多くの国で引き続き海外渡航制限等の措置が取られていることから、当面顕著な回復は見込めないとみられる。
タイ政府 首都の非常事態宣言解除 学生ら3日以内の首相辞任要求
タイ政府は10月22日、首都バンコクに発令していた非常事態宣言を解除した。プラユット首相は21日のテレビ演説で、デモが平和的に行われることを条件に解除する意向を表明していた。
学生らは21日夜、首相府に向けデモ行進し、プラユット氏の3日以内の辞任を要求。この点については、22日時点で政府は何の反応も示しておらず、デモ収束の見通しはいぜん不透明だ。
ロシアGRUが東京五輪を標的としてサイバー攻撃 英政府が発表
英国政府は10月19日、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)が、今夏に開催される予定だった東京五輪・パラリンピックを標的としてサイバー攻撃を仕掛けていたと発表した。攻撃の詳細や被害の有無は不明。
コロナウイルス関連倒産 負債額1,000万円未満含め631件に
東京商工リサーチのまとめによると、10月19日17時時点で新型コロナウイルス関連の経営破たんは631件に上った。負債額1,000万円以上は、2月からの累計で全国で600件(倒産538件、準備中62件)に達した。このほか、負債額1,000万円未満の経営破たんが31件に上り、合わせて631件となった。
世界の新型コロナ感染者4,000万人超え 1カ月で1,000万人増
米国ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによると、新型コロナウイルスの世界全体の累計感染者数は、日本時間で10月19日、4,000万人を超えた。3,000万人に達したのが9月中旬で、約1カ月で1,000万人増えたことになる。
感染者は米国や欧州で再び増加しており、世界の1日当たりの新規感染者数が初めて40万人を超えるなど勢いを増している。このため、感染の収束は全く見通せない。また、死者は110万人を超えている。
デアリングタクト 史上初の「無敗牝馬三冠」達成の金字塔
京都競馬場で10月18日行われたG1・3歳牝馬三冠レース(桜花賞・オークス・秋華賞)の最後の「秋華賞」で、すでに2冠を制していたデアリングタクトが危なげなく勝利を飾り、三冠を達成。デビュー以来5戦全勝で史上初の無敗牝馬(ひんば)が誕生した。
同馬の最大の特徴は、最後の直線追い比べで長く、他の馬とは次元の違う差し脚を使える点。これも育成牧場で培われた強靱な足腰があってこその賜物だ。生産・育成したのは北海道・日高町の小さな牧場、長谷川牧場。〇歳児の競りでは買い手もつかなかった牝馬が、競馬史に刻まれる金字塔を打ち立てた。
中国GDP 7~9月期4.9%増で2四半期期連続でプラス成長
中国国家統計局のまとめによると、7~9月期の同国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比4.9%増と、4~6月期の3.2%増に続き2四半期連続のプラス成長となった。世界の大半の国々が、いぜんとして新型コロナウイルスの感染・再拡大で、マイナス成長に沈み、もがき苦しんでいる感が強い中、主要国で唯一、景気回復が順調に進んでいることを示した。