日本政府 関西3府県にも緊急事態宣言で調整 週内にも発出へ

日本政府は1月11日、新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い、大阪、兵庫、京都の3府県からの要請を踏まえ、今週中にも3府県を対象に特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出する方向で調整に入った。政府内には経済活動への影響を最小限にとどめたいとの思惑から慎重な声もあったが、連日、新規感染者が最多を更新する事態の回避には緊急事態宣言の発出により、国民への事態の周知化およびコロナ対策の再認識が必要と判断した。

ブラジルから入国の4人から新たなコロナ変異種の感染者確認

厚生労働省によると、ブラジルから羽田空港に1月2日に到着した10~40代の男女4人が、これまで確認されていなかったタイプの新型コロナウイルスの変異種に感染していたことが分かった。この結果、日本国内での変種への感染確認は計34人になった。また、コロナ変異種は英国、南アフリカ、ブラジルの3タイプとなった。

日本 水際対策強化 すべての入国・帰国者が検査対象

日本政府は1月8日、新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い、緊急事態宣言が解除されるまでの間、すべての入国者・帰国者に対し出国前72時間以内の検査証明の提出や入国時の検査を求める水際対策の強化策を発表した。
新たな措置では、9日午前10時(日本時間)以降は日本の空港で新型コロナに関する検査が実施され、13日午前0時(同)以降は出国前72時間以内に検査・取得した検査証明の提出が求められる。検査証明を提出できない場合、検疫所長の指定する施設で待機し、入国後3日目に検査を実施する。

タイ コロナ禍で非常事態令を2月末まで1カ月半延長

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、タイ政府は1月5日、2005年非常事態令に基づく措置の適用を1カ月半延長し、2月28日までとする古都を決定した。これに伴い、発出した措置や布告の効力を2月28日まで延長する。
新型コロナウイルスが再び世界各国で大流行していること、タイ国内でも新規感染者が拡大していることから、非常事態令の延長が妥当と判断した。
また、新型コロナウイルス状況管理センターが「最高管理区域」として定めた28都県のうち、サムットサコーン県、チョンブリ県、ラヨーン県、チャンタブリ県、トラット県の計5県が規制対象となり、移動が制限される。

ベトナム 20年のGDP成長率は2.9% プラス成長維持

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ベトナム統計総局はこのほど2020年の実質GDP成長率(推計値)を2.9%と発表した。前年の7.0%から大きく減速したものの、コロナ禍で世界経済が呻吟する中、プラス成長を維持した。
四半期別の成長率は第1四半期(1~3月)3.7%、第2四半期(4~6月)0.4%、第3四半期(7~9月)2.7%、第4四半期(10~12月)4.5%だった。2020通年の成長率を業種別にみると、農林水産業が2.7%、鉱工業・建設業が4.0%、サービス業が2.3%となった。

首都圏1都3県に緊急事態宣言1/8~2/7 1カ月で事態改善に全力

菅首相は1月7日、急拡大している新型コロナウイルス対策で、首都圏の1都3県を対象に1月8日から2月7日までの期間、緊急事態宣言を発出した。
同首相は「1カ月後には必ず事態を改善させるため、ありとあらゆる方策を講じていく」とし、①大きな感染源と目される飲食店の午後8時までの営業短縮②テレワークの奨励による通勤者の7割削減目標③午後8時以降の不要不急の外出自粛④スポーツ観戦、コンサートの入場制限の徹底-などへの協力を要請する。
事業者の時短営業の実効性を高めるため、要請に応じた事業者への協力金を拡充し、店舗ごとに1日あたり6万円をめどに交付する方針。また、応じない事業者には飲食店の店名を公表できるよう政令を改正する考え。