日本貿易振興機構(ジェトロ)は11月27日、外国企業による日本への投資が2018年に30兆7,000億円となり初めて30兆円を突破し、5年連続で過去最高を更新したと発表した。地方自治体が外国企業を積極的に誘致していることや、米国・中国の対立が続く中、主要国の中で比較的安定した日本に関心が高まっていることなどをこの要因として挙げている。投資上位をみると、米国が最も多く6兆5,000億円余り、次いでオランダが4兆6,000億円余り、フランスが3兆7,000億円余りなどとなっている。日本政府は2020年までに35兆円にする目標を掲げている。
関空路線バスに車椅子で乗車可能なエレベーター・リフト付き導入
18年も大気中のCO2濃度上昇、WMOが温暖化加速に警鐘
民主派が85%の議席獲得 香港区議選,中国政府との対立激化か
香港区議選で民主派圧勝、投票率は過去最高の71.2%
リニア中央新幹線 中間の神奈川県相模原市で初の起工式
宿泊業「特定技能」ミャンマー の試験合格率は35.7%
宿泊業技能センターによると、4月からスタートした外国人の新たな在留資格「特定技能」の宿泊業で10月27日、ミャンマーのヤンゴンで実施された技能測定試験の結果が発表され、合格率は35.7%だったことが分かった。238人が受験し、合格者は85人だった。 宿泊業の技能測定試験は日本国内でこれまでに2回実施され、4月の初回は71.61%の280人、10月の2回目は55.8%の363人がそれぞれ合格。両方の試験の平均合格率は61.7%。この結果、日本、ミャンマーを合わせて合格者数は728人になった。ミャンマーの試験の合格率が低かった点について、ミャンマーでの受験者が「面談の会話、聞き取りでの日本語能力が不足したケースが目立った」としている。 宿泊業技能センターは2020年1月19日、日本国内で3回目の試験を東京など8カ所で行う。海外での次回の試験は未定。
JR西日本が開閉場所自在のホームドアを開発 世界初
JR西日本(本社:大阪市北区)は11月20日、電車のドアの位置や数に合わせ自在に開閉する場所を変えられるホームドアの試作機を世界で初めて開発したと発表した。このホームドアはふすまのように左右にスライドさせることができ、特急や普通など様々な電車のドアの位置や数に合わせて、開閉する場所を自在に変えられるのが最大の特徴。同社がグループ会社とともに開発した。 ガラス張りのホームドアは大型ディスプレーの役割を果たし、電車の行き先や運行情報などを表示できるほか、センサーで人を感知すると自動で停止する機能も備えている。JR西日本ではさらに改良を加え、4年後に開業予定のJR大阪駅北側の「うめきた」エリアにできる地下の駅での導入を目指す。