パナソニックホールディングスは8月1日、2023年4月1日施行の改正道交法に規定された遠隔操作型小型車における届出制に基づく自動配送ロボットの運用を2カ所で開始したと発表した。これは、ラストワンマイル配送の課題を解決するためのサービスの実証。
7月31日から神奈川県藤沢市のFujisawaサスティナブル・スマートタウンで、8月1日から東京都千代田区丸の内でそれぞれ開始した。届出性に基づく自動配送ロボットの運用は日本初。
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アステラス製薬 胃がん治療薬を中国で承認申請 当局が受理
アステラス製薬は8月1日、開発中の胃がん治療薬「ゾルべツキシマブ」について、中国国家薬品監督管理局(NMPA)の医薬品評価センターが承認申請を受理したと発表した。海外では米国や欧州でも申請しており、日本では6月に厚生労働省に製造販売承認を申請している。
同社はゾルベツキシマブを重点戦略製品と位置付け、世界でのピーク時の売上高を最大年2,000億円と見込んでいる。ゾルベツキシマブは胃腺がん、食道胃接合部腺がんの治療薬として開発されたもの。
胃がんは世界中で5番目に多く診断されるがん。同社によると世界で新たに診断される胃がん患者数のほぼ半数を中国人患者が占め、2020年には47万8,000人以上が胃がんと診断されているという。