ライオン ベトナムのメラップ社の株式36%を取得

ライオン(本社:東京都台東区)は1月16日、ベトナムで一般医薬品およびヘルスケア製品で事業展開するMERAP HOLDINGS社(本社:ホーチミン市、以下、メラップ社)の株式36%を取得すると発表した。これに伴い、同社を持分法適用関連会社とする予定。株式譲渡実行日は3月上旬の予定。
メラップ社は一般医薬品を中心にヘルスケア領域で有力なブランドを保有するとともに、ベトナム全土の病院・クリニック・薬局をカバーする流通網と販売力を備えている。この事業基盤に、ライオングループの製品開発力・生産技術力を融合させ、シナジーを創出することにより、ベトナム市場における事業拡大を測っていく。

22年の「休廃業・解散」企業 過去2番目の高水準

東京商工リサーチのまとめによると、2022年(1〜12月)の「休廃業・解散」企業は、全国で前年比11.8%増の4万9,625件で2年ぶりに増加した。2000年に調査を開始して以降、2020年の4万9,698件にほぼ並ぶ、過去2番目の高水準となった。2022年は企業倒産も3年ぶりに増加に転じている。このため、関連支援策の希薄化と同時に、先行きの見通しが厳しい場合、市場退出を決断する経営者が増えている。
業歴別の構成比は、最多は10年以上20年未満の22.6%(前年21.6%)だった。次いで多かったのは30年以上40年未満の16,7%(同15.8%)だった。これに対し、10年未満は24.1%で、前年(26.6%)を2.5ポイント下回った。業歴の長い企業の休廃業・解散が目立つ結果となった。
産業別では10産業すべてで増加した。最多は飲食業や宿泊業、非営利団体などを含むサービス業ほかの1万5,876件(構成比32.0%、前年比12.8%増)だった。以下、建設業8,079件(同16.3%、同6.7%増)、小売業5,559件(同11.2%、同4.9%増)と続いている。
休廃業する直前の期の決算は、2022年は当期損益(最終利益)の黒字は前年を1.6ポイント下回る54.9%で過去最低を更新した。
休廃業企業の代表者を年齢別(判明分)にみると、70代が最も多く42.7%を占めた。以下、80代以上が22.5%、60代が21.2%と続き、60代以上が全体の86.4%を占めた。

全日空 4月から週2日勤務可能の制度導入 副業もOK

全日本空輸(ANA)は4月から、およそ8,500人の国内のすべての客室乗務員を対象に、最短で週2日の勤務を可能にする新たな制度を導入する。これにより地方への移住や副業、兼業も可能になる。これまでは育児や家族の介護などの事情を抱える従業員に限定して実施していたが、対象を国内全体に広げる。

トヨタ 23年の世界生産 上限1,060万台 下振れも

トヨタ自動車は1月16日、2023年の自動車の世界生産を上限1,060万台とする方針を発表した。これは前年の同時期に部品メーカーに伝えた2022年度(2022年3月期)の当初計画1,100万台を下回る規模。車載半導体や新型コロナウイルス禍の影響が不透明なことから、これらの要因で1割程度下振れするリスクがあることも見込んでいる。上限目標を設定、生産を増やし受注残の削減に努める。

22年の企業物価指数9.7%上昇し81年以降で最高に

企業間で取引されるモノの価格を示す企業物価指数の、昨年12月の速報値は、前年同月と比べ10.2%上昇し、2020年の平均を100とした水準で119.5と過去最高となった。この結果、2022年の年間の企業物価指数は前年と比べ9.7%上昇して114.7となり、指数および上昇率ともに、比較可能な1981年以降で過去最高となった。
原油などエネルギー価格や原材料価格の上昇を受けて、企業の間で幅広い品目で値上げが進んだことが要因。

エーザイ 日本で認知症薬「レカネマブ」承認申請

エーザイ(本社:東京都文京区)は1月16日、米バイオジェンと共同開発しているアルツハイマー病について、厚生労働省所管の医薬品医療機器総合機構(PMDA)に、日本国内で新薬承認申請を行ったと発表した。軽度認知症など早期アルツハイマー病に関わる適応が対象。レカネマブは、同じ適応を対象として米国(ブランド名:LEQEMBI)で1月6日、迅速承認を取得しているほか、11日には欧州医薬品庁(EMA)への販売承認を申請し、欧州でも手続きを進めている。

中国の22年新車販売2%増の2,686万台, EV536万台

中国汽車工業協会のまとめによると、2022年の新車販売台数は前年比2.1%増の2,686万4,000台だった。2年連続で前年実績を上回った。電気自動車(EV)は同81.6%増の536万5,000台で、日本の2022年新車販売台数を上回った。
乗用車が前年比9.5%増の2,536万3,000台、商用車が同31.2%減の330万台だった。中国政府が拡大を奨励する、EVやプラグインハイブリッド(PHV)など「新エネルギー車」は93.4%増の688万7,000台と過去最高だった。この結果、新車市場に占める新エネルギー車の比率は25.6%に達した。

世界の10〜12月PC出荷28.5%減 落ち込み幅最大

米調査会社ガートナーによると、2022年10〜12月期の世界のパソコン(PC)出荷台数は、前年同期比28.5%減の約6,530万台だった。四半期ベースの落ち込み幅は調査開始以来、最大だった。新型コロナウイルス禍による在宅勤務の広がりを受けたPC需要が一巡したことに加え、高インフレに伴う景気後退懸念が強まり、新規購入や買い替えを見合わせる動きが広がっているため。2022年の出荷台数は前年比16%減の2億8,600万台だった。

ホンダとLGES 米国でEV用バッテリー生産合弁設立

ホンダとLGエナジーソリューション(以下、LGES)は1月13日、米国でEV用リチウムイオンバッテリー生産の合弁会社を正式に設立したと発表した。新会社「L.H Battery Company, Inc.」(所在地:米国オハイオ州ジェファーソンヴィル)の資本金は2億1,000万米ドルで、出資比率はLGES51%、ホンダ49%。
新工場は2023年初頭に着工、2024年末までに建設完了。2025年中に北米で生産・販売されるEV用にリチウムイオンバッテリーの量産を開始。全量をホンダの北米工場へ供給する予定。年間生産能力は40GWhを目指している。