東洋エンジニアリング(本社:千葉県習志野市)は6月24日、タイのSCGケミカルズの関連会社、CircularPlas Company Comapany Limited(以下、CirPlas)が保有する使用済み廃混合プラスチックの油化技術による石油化学原料化プロセスに関して、スケールアップおよび事業機会拡大のための協業に関する共同開発契約書(JDA)を締結したと発表した。
両社のパートナーシップを強化し、商業化や第三者へのライセンシング供与するための技術・ビジネス両面での開発を促進するため、当該合意書を締結した。この技術はすでにタイ・ラヨーン県の混合廃プラスチック油化実証プラントで活用され、循環型プラスチックの製造を行っている。
溶射加工事業のトーカロ タイ関連会社を子会社化
阪急阪神不動産 タイのセナ社と660戸の住宅分譲販売開始
日産自 中国・常州工場の生産停止 生産能力適正化の一環
イオンリテール 廃棄の未利用魚「あかえい」メンチカツ発売
大和ハウス バンコクのホテル開発に参画 25年3月開業
ダイハツ 新潟・三条市と介護事業所の共同送迎で連携協定
シン・エナジー 未利用材活用の生野銀山バイオマス発電所
ホンダ 50cc「原付き」25年5月生産終了 排ガス規制強化で
西松建設, 奥村組 シンガポールLTAから鉄道工事共同受注
西松建設(本社:東京都港区)と奥村組(本社:大阪市阿倍野区)は6月21日、シンガポール陸上交通庁(LTA)から同国の国内8路線目となる地下鉄MRTクロスアイランド線第2期工事のうち、CR210工区(ジュロンレイク・ディストリクト駅とウエスト・コースト駅の間のトンネル建設工事、総延長約4.8km、2.4km×2本)を共同で受注したと発表した。
契約金額はJV全体で約281億円、うち西松建設分約169億円、請負比率:西松建設60%、奥村組40%。工期は2024年6月20日〜2032年6月30日。
この工事は複合地盤であるジュロン層を掘削するトンネル工事。また掘削距離が長いため各トンネルをつなぐ連絡坑が10カ所計画されており、短い工期でトンネル掘削および連絡坑工事を平行して行う。クロスアイランド線の第2期工事は、シンガポール中央部に新設されるターフシティ駅からジュロンレイク・ディストリクト駅までの全長約15km全6駅の区間となり、2032年の開業を予定している。