新型コロナ関連経営破たん 全国44都道府県で350件に

東京商工リサーチのまとめによると、新型コロナウイルス関連による負債総額1,000万円以上の経営破たんは7月22日午後4時時点で、350件(倒産283件、準備中67件)に達した。経営破たんは和歌山県、鳥取県、高知県の3件を除く全国44都道府県で発生。
東京都が89件(倒産78件、準備中11件)と突出。次いで大阪府が32件、北海道20件、愛知県と静岡県がいずれも15件と続き、以下、10件以上の発生が9都道府県となっている。業種別では飲食業が最多の53件、次いでアパレル関連が43件、宿泊業の43件と、これら3業種が突出している。

近畿の新型コロナ新規感染 過去最多の215人”GoToトラベル”で

近畿2府4県で7月26日、新型コロナウイルスの新規感染者数がこれまでで最も多い215人に上った。感染が確認されたのは大阪府141人、兵庫県49人、京都府13人、和歌山県6人、奈良県5人、滋賀県1人。
近畿では24日に1日の感染者数として、これまでで最多の208人の感染者を記録したばかりだったが、あっさり更新した。政府の旅行需要喚起策の一環として実施されている”GoToトラベル”キャンペーンによる人の大幅な移動により、全国各地で過去最多の感染者数を記録する自治体が相次いでおり、当分予断を許さない状況が続きそうだ。

規模縮小の「天神祭」本殿の神事を初のライブ配信

大阪夏の風物詩、大阪天満宮の「天神祭」は7月25日、無病息災を祈願して白木の神鉾を川に流す「鉾流神事」が行われたほか、天満宮の本殿での神事の様子が初めてインターネットでライブ配信された。
今年は天神祭のハイライトで、神様が年に1度、陸と船から地域を見回ったという故事を再現した「船渡御(ふなとぎょ)」や「陸渡御(りくとぎょ)」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止された。大阪天満宮によると、1,000年以上の歴史がある天神祭で船渡御と陸渡御の両方が中止されるのは、戦争の影響を受けた昭和23年以来という。

大阪府とNEC スマートシティ推進で協定締結 コロナ第2波に備え

大阪府と日本電気(本社:東京都港区、以下、NEC)は7月21日、新型コロナウイルス感染症の第2波に備え、スマートシティ推進を目的に同日、事業連携協定を締結したと発表した。医療・教育・商工等の行政分野において、対応力の強化を図るため、新しい生活様式の実践に向けてICT企業・団体との連携を推進していく。

大阪府とNEC スマートシティ推進で協定締結 コロナ第2波に備え

大阪府と日本電気(本社:東京都港区、以下、NEC)は7月21日、新型コロナウイルス感染症の第2波に備え、スマートシティ推進を目的に同日、事業連携協定を締結したと発表した。医療・教育・商工等の行政分野において、対応力の強化を図るため、新しい生活様式の実践に向けてICT企業・団体との連携を推進していく。

ANA 関空発着の国内5路線の運航再開 「GoToトラベル」開始

全日本空輸(ANA)は7月22日、関西空港を発着する国内線の一部運航を再開した。観光需要の喚起策「GoToトラベル」の一環で、ANAが運航を再開したのは関西空港と札幌や沖縄県の石垣島などとを結ぶ国内線の5つの路線。ANAは新型コロナウイルスの影響で、およそ3カ月にわたって関西空港を発着するすべての便を運休していた。
関西空港では、LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションも7月22日から国内線のすべての便を運航再開している。

ANA 関空発着の国内5路線の運航再開 「GoToトラベル」開始

全日本空輸(ANA)は7月22日、関西空港を発着する国内線の一部運航を再開した。観光需要の喚起策「GoToトラベル」の一環で、ANAが運航を再開したのは関西空港と札幌や沖縄県の石垣島などとを結ぶ国内線の5つの路線。ANAは新型コロナウイルスの影響で、およそ3カ月にわたって関西空港を発着するすべての便を運休していた。
関西空港では、LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションも7月22日から国内線のすべての便を運航再開している。

世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」堺市が最新技術で紹介する施設整備

堺市は、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」を最新のデジタル技術を駆使して紹介する展示施設を整備することになった。同展示施設は、仁徳天皇陵とされる古墳近くにあるレストハウスを改修して、デジタル機器の導入などおよそ2億2,000万円をかけて整備し、2021年3月のオープンを目指すとしている。
同市は昨年、世界遺産に登録されたときから観光振興に役立てる計画だったが、古墳を俯瞰して見学できる場所がないなど課題もあり、古墳を空から見た映像を壁に映し出すなど、最新のデジタル技術を駆使して展示する施設を整備することになった。

大阪・黒門市場がワンコインイベントで地元客呼び戻し図る

大阪市中央区の黒門市場で、黒門市場商店街振興会の有志らが7月16日、地元客や日本人観光客呼び戻しへ、ワンコイン(500円、100円)で楽しめる、市場ならではの新鮮な目玉商品を揃えイベントを開いた。このイベントは18日まで開かれ、その後も8月8日までの土曜日に開かれる予定。
新型コロナウイルスの影響で外国人観光客がほぼ姿を消した黒門市場。終日にわたる外国人観光客の往来で、地元客が立ち寄りづらくなっていた同市場は、今は閑散としてシャッターが下りた店舗も少なくない。こうした状況を何とか打開しようと企画されたのが今回のイベント。イベントにはおよそ170の店舗のうち72の店舗が参加。
スローガンを掲げても、在り来たりのサービスでは来てくれないとの判断から、参加各店には地元客を呼び込むため知恵を出し、採算を度外視したサービスの提供を要請した。その結果、ふぐの刺身をはじめ、採算を度外視した商品群の店頭に並べレ、あちこちで人だかりができ、早々に”売り切れ完売”の札が出されていた。
増え続けた外国人観光客の消費に照準を合わせ運営されてきた市場や商店街。新型コロナがまだまだ収束しそうになく、当面インバウンド需要が望めない中、周辺を含めた地元客や日本人観光客をどう呼び込むか?生き残りを懸け、商店主らの知恵の出しどころだ。

大阪・黒門市場がワンコインイベントで地元客呼び戻し図る

大阪市中央区の黒門市場で、黒門市場商店街振興会の有志らが7月16日、地元客や日本人観光客呼び戻しへ、ワンコイン(500円、100円)で楽しめる、市場ならではの新鮮な目玉商品を揃えイベントを開いた。このイベントは18日まで開かれ、その後も8月8日までの土曜日に開かれる予定。
新型コロナウイルスの影響で外国人観光客がほぼ姿を消した黒門市場。終日にわたる外国人観光客の往来で、地元客が立ち寄りづらくなっていた同市場は、今は閑散としてシャッターが下りた店舗も少なくない。こうした状況を何とか打開しようと企画されたのが今回のイベント。イベントにはおよそ170の店舗のうち72の店舗が参加。
スローガンを掲げても、在り来たりのサービスでは来てくれないとの判断から、参加各店には地元客を呼び込むため知恵を出し、採算を度外視したサービスの提供を要請した。その結果、ふぐの刺身をはじめ、採算を度外視した商品群の店頭に並べレ、あちこちで人だかりができ、早々に”売り切れ完売”の札が出されていた。
増え続けた外国人観光客の消費に照準を合わせ運営されてきた市場や商店街。新型コロナがまだまだ収束しそうになく、当面インバウンド需要が望めない中、周辺を含めた地元客や日本人観光客をどう呼び込むか?生き残りを懸け、商店主らの知恵の出しどころだ。