関西圏の自治体でつくる関西広域連合は4月28日、大阪市北区で新型コロナウイルス対策本部会議を開き、大型連休中の基本的な感染対策の徹底や、積極的なワクチン接種を呼び掛けることを決めた。
同会議には各府県の知事らが出席した。はじめに現在の感染状況について、若い世代を中心に新規感染者数が高止まりの傾向にあることが報告された。このため、感染の再拡大防ぐため、とくに接種率の低い若い世代に積極的なワクチン接種を呼び掛けることも決めた。
京・阪・奈結ぶ近鉄の観光特急「あおによし」運行開始
奈良、大阪、京都を結ぶ近鉄の新たな観光特急「あおによし」の運行が4月29日から始まり、記念セレモニーが近鉄奈良駅で行われた。雅楽が演奏され、天平時代の衣装に身を包んだ人たちなどが出迎える中、大阪難波駅を出発した第1便が午前10時すぎに到着した。
奈良の枕ことばにちなんで名付けられた「あおによし」は2021年2月に引退した特急の車両を改造したもので、4両編成の列車にゆったりと寛(くつ)げるように84の座席が配置されている。車内の壁や天井などに、天平文様があしらわれるなど、奈良を感じさせるデザインが特徴。
「あおによし」は奈良、大阪、京都の間で1日6便運行されるが、近鉄によると5月5日まで全列車の座席が予約で満席だという。
大阪府 IR誘致へ「区域整備計画」申請 国が受理
環境省「脱炭素先行地域」第1弾で26自治体を指定
21年度関西の輸出額は過去最高 4年ぶりプラスに
21年度関西企業の買収・出資691件で過去最多に
21年近畿圏分譲マンション11.8%増の1.8万戸 3年ぶり増
星野リゾート JR新今宮駅前の「OMO7」4/22開業
星野リゾートが企画・運営を担い、JR新今宮駅前に建設された新ホテル「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」が4月22日に開業する。
新ホテルは地上14階建て、延床面積約3万7,000㎡の大規模施設で、8タイプ436室からなる。2階のレストランでは串カツ、どて焼きなど大阪を代表する料理をアレンジしたコースを提供する。1泊2人約11万円の「いどばたスイート」や同6万3,000円のコーナーツインなどの予約は2021年秋から受け付けており、すでに5月の大型連休まで全体の7割程度が埋まっているという。
新ホテルは大阪の観光地として知られる「新世界」や「通天閣」のほか、労働者の街として知られる「あいりん地区」にも近い。ディープな大阪を体感するにはもってこいの立地だ。
JR西日本 GW予約は前年比2倍 18年比では44%減
大阪メトロ 万博に向け9駅の新デザイン案公表
大阪メトロは4月11日、3年後に開かれる大阪・関西万博に向けて改装する9つの駅の新しいデザイン案を公表した。公表されたのは御堂筋線や中央線の淀屋橋や大阪港駅など合わせて9つの駅。
同社は4年前、老朽化に伴って改装を進める15の駅のデザイン案を発表したところ、ネット上などで”派手すぎる”などと批判の声が相次ぎ、デザインの再検討を進めていた。
今回の新たなデザイン案では、大阪港駅は近くに水族館があることや、海が見える地上駅でもあることから、クジラなど海の生き物をイメージした駅舎となっていて、駅構内に展望デッキをつくる計画となっている。また、森ノ宮
駅は天井が木に覆われる森をイメージした当初のものから、柱などで木の枝を表現したシンプルなものに変わっている。