日本政府はカジノを含む統合型リゾート(IR)の招致を目指している大阪府と大阪市の整備計画を認定する最終調整に入った。14日にもIR推進本部(本部長・岸田首相)を開き、判断する。
計画によると、大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」に初期投資として1兆円余を投じて、カジノや国際会議場などを整備。2029年秋から冬ごろ開業する予定。IRの運営は米MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスのほか。関西企業など20社が出資する共同事業体「大阪IR株式会社」が担う。
なお、同時期に申請していた長崎県のハウステンボスIR計画は、今回は認定せず、引き続き審査する方向。
維新が大阪ダブル選制す 奈良・徳島で新知事誕生
第20回統一地方選は4月9日、9道府県知事選や6政令市長選など前半戦が投開票された。大阪は知事・市長のダブル選で維新が制したほか、奈良・徳島で保守系勢力が分裂して戦ったことも加わり、多選候補を退け、新知事が誕生した。
大阪府知事選は現職の吉村洋文氏と、非維新勢力が推した谷口真由美氏の一騎打ちとみられていたが、非維新側の取り組み遅れもあって主張が有権者に十分に届かず、票が伸びなかった。大阪市長選も維新の新人で元府議の横山英幸氏が、非維新勢力が支援した北野妙子氏(元大阪市議)らを破り、初当選した。
奈良県知事選では維新公認の新人で元同県生駒市長の山下真氏が保守系2候補を破った。保守勢力が分裂した徳島県知事選では後藤田正純氏が現職らを退け初当選した。
万博会場ではキャッシュレス決済を全面的に導入
41道府県議選と17政令市議選 3/31告示 スタート
関西圏の「空飛ぶクルマ」35年に1,850億円市場に
25年万博で関西広域観光推進へEXPO協議会設立
センバツ開幕 開会式で4年ぶり選手全員が入場行進
JR大阪駅「うめきた」新ホームを公開 3/18開業
国際博覧会協会 6月に新興国招き国際会議 参加招請
2025年大阪・関西万博の運営主体「日本国際博覧会協会」は3月13日、東京都内で記者会見を開き、6月に大阪で途上国や新興国などを招き国際会議「International Plannind Meeting(IPM)」を開くと発表した。約100カ国の新興国の参加を見込む。
万博には150カ国と25国際機関の参加を目標とする。同会議では参加時の支援の内容や開催までのスケジュールなどを説明する。
参加には①敷地を渡してパビリオンを独自に建設してもらう「タイプA」②日本側が建設したパビリオンを参加国に引き渡して独自にデザインしてもらう「タイプB」③建設したパビリオンの一区画を引き渡す「タイプC」ーの3つの方法がある。このうちタイプAの参加国を対象にした会議は、2022年10月に大阪市内で開催し、100カ国が参加している。6月の会議にはタイプB、タイプCの参加国を招く。
大阪桐蔭は敦賀気比 球春!センバツ対戦相手決まる
3月18日に甲子園球場で開幕する第95回センバツ高校野球の組み合わせ抽選が3月10日、大阪市内で行われた。出場校のキャプテンが集まって組み合わせ抽選が行われるのは4年ぶり。
関西勢7校はいずれも2回戦からの登場となった。4年連続14回目の出場で史上初となる2回目の大会連覇を目指す大阪桐蔭高校は、大会3日目の第3試合で福井の敦賀気比高校と対戦する。3年ぶり15回目の出場の智辯和歌山高校は大会2日目の第3試合で香川の英明高校と、19年ぶり2回目の出場の兵庫の社高校は大会3日目の第1試合で長崎の海星高校と、4年ぶりの出場で出場校中最多の42回目の京都の龍谷大平安高校は大会4日目の第2試合で長崎日大高校とそれぞれ対戦する。
春夏通じて初出場の滋賀の彦根総合高校は大会5日目の第1試合で、同じ初出場の山口の光高校と、6年ぶり22回目の出場の報徳学園は大会6日目の第1試合で群馬の高崎健康福祉大高崎高校と、3年ぶり10回目の出場の大阪の履正社高校は大会6日目の第3試合で、福井の北陸高校と高知高校の勝者と対戦する。