ガルーダ航空がジャカルタ行き便で「機内入国審査」サービス
中国メディアによると、インドネシアのガルーダ・インドネシア航空は5月4日から、中国の上海、日本の東京、大阪、韓国のソウル、オーストラリアのシドニー発、ジャカルタ行きの便で、人権法務省移民総局と協力し、「機内十国審査」サービスを適用すると発表した。到着前に機内でビザの手続きを完了できる。
このサービスは、乗客が空港のカウンターで搭乗手続きを行う際、25米㌦(約2500円)を支払ってインドネシアのビザ申請の手続きを取り、機内で税関担当者がモバイル端末を使い、入国審査を行うもので、この過程は1分以内で完了するという。ジャカルタ到着後、機内で受け取った入国審査済みを証明するカードを専用レーンの入国審査官に渡せば入国できる。インドネシアの入国審査は、外国人から作業効率と係官の態度に対する不満の声が出ていた。
各地のブランド品 服飾セール・ジュエリーフェア
各地のブランド品 服飾セール・ジュエリーフェア
中央ジャカルタの「グランドインドネシア・ショッピング・モール」内の西武デパートで5月12日(日)まで、婦人フォーマルスーツ・ドレスなどが最大3割引になる。参加ブランドはマスティナ、リアナ・クスマ、ダナール・ハディなど。
南ジャカルタのガトット・スブロト通りのバライ・カルティニで5月9日(木)~12日(日)の4日間、ジュエリーフェアが開催される。最新作が特別価格で提供されるほか、トークショーやラッキードローもある。
東ジャワ州スラバヤの11月10日スタジアムで5月10日(金)~12日(日)の3日間、各種服飾ブランドがセールを開く。
開催時間は午前10時から午後10時までで、入場チケットが1万5000ルピア。参加ブランドはビラボン、リップ・カール、ロキシー、クイックシルバー、ヴォルコムなど。
いまも現役、西ジャカルタで「自転車オジェック」が活躍
いまも現役、西ジャカルタで「自転車オジェック」が活躍
西ジャカルタの国鉄コタ駅やグロドックで自転車後部に客を乗せて走る「自転車オジェック」が庶民の足として活躍している。この自転車オジェックはオランダ植民地時代に始まったといわれるが、オートバイが普及した現代においても、まだ庶民の足としてしぶとく生き残っている街があるのだ。
こぎ手たちによると、オートバイに乗るほどの距離でもない。運賃2000ルピアのアンコット(相乗りバス)は渋滞のせいで全然進まない。そこで、お呼びがかかるのがこの自転車オジェックだ。こぎ手によりばらつきはあるが、1日の乗客はおよそ40人、1日の売り上げは平日で最高30万ルピアだが、日曜日は客足が鈍る。この10年余りでこぎ手は半分に減ったが、根強い利用客がいるのも事実だ。こぎ手はいくつかの職業組合をつくり、駅や商業地域で客待ちの場所を分け合う。組合員は中部ジャワ出身のジャワ人がほとんどという。
居酒屋「炎丸」が中央ジャカルタ「ザ・プラザ」46階に出店
居酒屋「炎丸」が中央ジャカルタ「ザ・プラザ」46階に出店
東京で居酒屋「炎丸」7店舗を展開するプランズ(東京都葛飾区)はこのほど、中央ジャカルタのオフィスビル「ザ・プラザ」46階に高級居酒屋を開店した。
内装は高級感を演出。食材は、生命線ともいうべき魚介類は築地から取り寄せているという。日本人3人を含む料理人がマグロ、ボタンエビ、赤貝、金目鯛など10種類以上の刺身、寿司を揃える。炉端焼きや串焼き、そして丼、麺類なども提供する。アルコールは日本酒や焼酎、ビール、ワイン、カクテルがあり、フロア内のバーへの注文も可能だ。予算は1人60万ルピア程度。ランチセットは8万8000ルピアから。
フロアの周りはガラス張りで、高層階だけに遠くまで眺望できる。北には巨大な独立記念塔(モナス)やイスティクラル・モスクも小さく見える。南には急速な経済発展を象徴する不揃いな摩天楼と、ビルの裏に建ち並ぶ民家の朱色の屋根のコントラストが目を引く。
ロートの「肌研」ローソンが首都圏70店舗で販売開始
ロートの「肌研」ローソンが首都圏70店舗で販売開始
ロート製薬の現地法人ロート・ラボラトリーズ・インドネシア(RLI)は、基礎化粧品ブランド「肌研(はだらぼ)」の2シリーズ4製品をインドネシア首都圏のローソン約70店舗で販売開始する。同製品はこれまで薬局やスーパーを中心に販売され、コンビニエンスストアでの販売展開は初めて。
ローソン側は同製品がターゲットとする中間層女性の取り込みを図るのが狙い。肌研は現在アジア12カ国・地域で2011年に年間2億ドルの売り上げを記録している。
ガルーダ航空が10月にジャカルタ-関空便の運航再開へ
ガルーダ航空が10月にジャカルタ-関空便の運航再開へ
国営ガルーダ・インドネシア航空はこのほど、2007年7月に運休した関西国際空港-ジャカルタ便を10月から再開すると明らかにした。週4便の運航で、機体はエアバスA330-200型機。06年5月に就航した関空-デンパサール(バリ州)便はこれまで通り1日1便の運航を継続する。インドネシアの経済成長を受け、関西企業のインドネシア市場への投資拡大に向けた官民の要請が日本側からあったことと、インドネシア側からも大阪、京都、神戸の観光地を抱える関西地域への需要が高まり、再開を望む声を受けたもの。
コタ-デポック間に自動改札機を導入 7月から本格稼働
コタ-デポック間に自動改札機を導入 7月から本格稼働
西ジャカルタの国鉄コタ駅は4月23日、コタ-デポック(西ジャワ州)区間用に自動改札機を導入した。試験期間を経て7月から本格導入する予定。ジャカルタ北端の最終駅で通勤客の多い区間の切符購入と改札の効率化を図る。利用客は窓口でICカード乗車券を購入し、自動改札機でセンサーにかざしホームに入る。目的地の自動改札機でカードを回収する。
6月までの試験期間中、通勤客で混雑しない午前10時から午後2時までの4時間、デポック行きエコノミー席8000ルピアのチケットを販売する。自動改札機は全10台のうち4台を稼働させる。試験期間中は1回使用のICカード乗車券のみを販売するが、来年をめどに複数回使用可能のカード乗車券に移行する予定。
3月の訪日85万人で過去最多 インドネシア初の1万人超え
3月の訪日85万人で過去最多 インドネシア初の1万人超え
日本政府観光局(JNTO)が4月24日発表した統計によると、3月に日本を訪れた外国人は前年同月比26.3%増の85万7000人で3月としては過去最高となった。従来は2008年の73万2000人が最多だった。地域別にみると、東南アジアの増加が目立ち、インドネシアは74.8%増の1万3300人で初めて1万人を突破した。タイは70.1%増の4万4800人、韓国が37.4%増の20万6900人で初めて20万人を超えた。
日本政府が推進している「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の効果で桜の季節の訪日が増え、円安も押し上げ要因となった。
コンビニでタクシー予約 セブンとブルーバードが提携
コンビニでタクシー予約 セブンとブルーバードが提携
日系大手コンビニエンスストアのセブン-イレブンと、インドネシアのタクシー大手のブルーバードグループが提携、店舗内に備え付けのタブレット端末を利用して手軽にタクシーを呼べるサービスを開始したと発表した。3月の開始から現在までに23支店で導入、5月末にはジャカルタの全122支店で利用できるという。
サービスを利用するには、レジでタクシーを呼びたいと店員に伝えるだけ。店員がタブレットからタクシーを手配し、到着予定のタクシーのナンバープレート番号を明記したレシートを渡してくれる。このサービスはブルーバード社が2011年からジャカルタ、スマラン、メダンで導入したスマートフォンでタクシーを呼ぶサービス「タクシー・モバイル予約(TMR)」を利用したもの。端末利用料は無料だが、電話でタクシーを呼ぶ場合と同様、最低支払い額が3万ルピアになる。
期間限定で日本定食を提供 メルキュール・ホテル
期間限定で日本定食を提供 メルキュール・ホテル
南ジャカルタのメルキュール・ホテル・ジャカルタ・シマトゥパンの「レストラン・グラフィティ」は4月30日まで「ジャパニーズ・ベントー・フード・フェスティバル」と題し、ランチ~ディナーの時間帯に、”日本の味”にこだわった6種類の定食メニューを提供する。
用意する定食は「鳥ソテー(焼肉または照り焼きソ-ス)」「牛焼肉(または照り焼き)」「鮭照り焼き」「うなぎ蒲焼き」「シシャモ」「天ぷら盛り合わせ」の6種類。価格帯は9万5000~13万5000ルピア。
レストラン・グラフィティでは常時提供するビュッフェやアラカルトメニューに加え、月代わりで特別メニューを企画し、これまでにバリ料理などを提供してきている。4月の日本料理に続き、5月はイタリア料理、6月はブタウィ(ジャカルタ土着の民族)料理を予定している。日本定食メニューには調味料やうなぎなど、原材料の多くに日本からの輸入品を使用しているという。