政府は3月11日、外国人技能実習制度に代わって2027年までに始まる新制度「育成就労」の基本方針を閣議決定した。人手不足が申告な分野で外国人材を受け入れ、原則3年でより技能レベルが高く長期就労が可能な在留資格「特定技能」への移行を促すことを盛り込んだ。技能実習制度で認めていなかった転籍(転職)は、分野ごとに1〜2年の就労後に認める。
方針には地方に配慮し、大都市圏への人材の過度な集中を避けることを盛り込んだほか、技能実習制度の反省を踏まえ、適切な労務管理の実施や報酬の支払いを行うことも掲げている。
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ウクライナ 一時停戦受け入れ用意表明 米軍事支援再開決定
ウクライナ情勢を巡って、米国とウクライナの高官による協議が3月11日、サウジアラビアのジッダで行われた。協議の後、両政府は「両国の代表が永続的な平和に向けた取り組みを開始すべき時だという認識で一致した」との共同声明を発表。そのうえで、米国の提案を受け入れ、ウクライナは即時かつ暫定的な30日間の停戦を受け入れる用意があると表明した。この停戦は当事者の合意によって延長が可能で、ロシアが受け入れ、同時に実施することが条件になるとしている。
また、今回の協議を受けて、米国が一時停止しているウクライナへの軍事情報の共有と軍事支援を再開すると発表した。
この協議には、米国側からルビオ国務長官、マイク・ウォルツ大統領補佐官、ウクライナ側からアンドリー・イェルマーク大統領府長官、アンドリー・シビハ外相、ルステム・ウメロフ国防相が出席した。