パリ・パラリンピックの閉会式が陸上競技などが行われた「スタッド・ド・フランス」で9月8日(日本時間9日)行われ、史上最多の168カ国・地域と難民選手団からおよそ4,400人が参加した、12日間の大会に幕が降ろされた。
今大会で日本は金メダル14個、銀メダル10個、銅メダル17個の合わせて41個のメダルを獲得した。日本選手団の旗手は、競泳で2つの金メダルを獲得した木村敬一選手と、卓球の女子シングルスで日本選手として初めて金メダルを獲得した和田なつき選手が務めた。
聖火台の灯が消されて、パラリンピックの旗がパリ市のイダルゴ市長から、次の開催都市の米国・ロサンゼルスのバス市長に手渡された。
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上地, 木村各2冠, 小田最年少金, 杉浦2大会連続金 パリ・パラ
パリ・パラリンピックで日本勢の金メダルラッシュが続いている。車いすテニス女子シングルスで、上地結衣はこれまで勝てなかったオランダのディーデ・デフロートを4−6、6−3、6−4で破り、男女通じ日本勢初のダブルスとの2冠を達成した。競泳の男子100mバタフライ(視覚障害S11)で木村敬一は2連覇し、50m自由形と合わせ2冠に輝いた。
車いすテニス男子シングルス決勝で、18歳の小田凱人がアルフィー・ヒューエット(英国)を6−2、4−6、7−5で下して初出場で金メダルを獲得した。自転車女子個人ロードレース(運動機能障害C1〜3)の女子で53歳の杉浦佳子が2連覇し、自身が持つ日本選手最年長金メダル記録を更新した。
柔道女子57キロ級(弱視)決勝で広瀬順子がウズベキスタン選手を下して優勝した。柔道女子の日本勢の制覇は初めて。柔道男子73キロ級(弱視)決勝で瀬戸勇次郎はジョージアの選手を破り、金メダルを手にした。