全米テニス 上地結衣2連覇4度目V, 小田は準V 車いすの部

テニスの全米オープン車いすの部は9月12日、ニューヨークでシングルス決勝戦が行われた。女子は第1シードの上地結衣が第2シードのディーデ・フロート(オランダ)に6-2、1-6,6-3で勝ち、2年連続4度目の優勝を飾った。
男子は第1シードの小田凱人が第2シードのアルフィー・ヒューエット(英国)に0-6,6-7で敗れて準優勝に終わった。この結果、シーズンで4大大会をすべて制覇する「年間グランドスラム」を逃した。

女子やり投げ北口榛花 68m92の日本新で優勝 ハンガリー

世界のトップアスリートを集め、ハンガリーのブダペストで行われた陸上の新設大会「アルティメット選手権」第2日は、女子やり投げに北口榛花が出場した。2024年パリ五輪大会金メダルの北口は、68m92を投げ、日本新記録で優勝した。2023年にマークした自身の日本記録を1m54更新したもので、今回の記録は、世界歴代10位タイの好記録。

中部電力 林社長と勝野会長が辞任発表 浜岡原発データ不正で

中部電力は9月14日、林欣吾社長(65)と勝野哲会長(72)が辞任すると発表した。浜岡原子力発電所(所在地:静岡県御前崎市)でのデータ不正問題の責任を取る。体制一新で、今回大きく失墜した信頼回復を目指す。
安井稔取締役(61)が10月1日付で社長に就く。会長は空席となる。

沖縄県知事に古謝氏 2期8年の現職破る 暮らし・経済が先決

9月13日投開票の沖縄県知事選は自民、維新、国民民主、参政など6頭が推薦した新人の古謝玄太氏(42)が、2期8年、沖縄県政を担った現職の玉城デニー氏(66)を破り、当選した。これにより、日本政府は有事に自衛隊が利用する南西諸島の空港や港湾の指定を進めやすくなり、12年ぶり保守系知事との協力を急ぐ。
沖縄の有権者は、米軍普天間基地(所在地:宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対に固執する玉城氏より、すでに法的に処理され、工事が進んでいる辺野古移設を容認し、沖縄県民の日々の暮らし・沖縄経済の活性化、そして子育て支援を訴え、県政を前に進めたいと訴えた古謝氏を選択した。

18~34歳未婚者「一生結婚しない」初の2割超え 子ども2人割る

国立社会保障・人口問題研究所は9月11日、2025年の出生動向基本調査を公表した。18~34歳の未婚者のうち「一生結婚するつもりはない」と回答した人の割合が男女ともに調査開始以来初めて2割を超えた。また、希望や理想の子ども数も減少が続いた。
結婚を望まなない割合は、男性で24.0%、女性で21.5%だった。ただ、「いずれ結婚するつもり」と答えた人は男性が75.1%、女性が77.8%にとどまり、初めて8割を切った。
出産意欲の低下も続いている。夫婦が理想とする子どもの人数は、2021年の前回調査の平均2.25人から0.07人減って2.18人となった。夫婦が予定している子どもの数は1.95人と、集計開始以来初めて2人を割り込んだ。
結婚機関0~4年の夫婦は理想、予定の子ども数が、ともに2人を下回っている。結婚機関が15~19年の夫婦の最終的な子ども数は1.86人と過去最低を更新した。

水星 半径10km以上縮む 地表の”しわ”新解析で判明 北大

北海道大学の研究チームは、水星が約46億年前に誕生して以降、内部が冷えるのに伴って、半径が10km以上縮んでいたことを突き止めた。この論文は9月10日、米科学誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ」に掲載された。
現在の水星の半径は約2,440km。米探査機メッセンジャーなどによる観測で、水星の地表には収縮に伴って生じた、”しわ”のような地形が多数存在することが分かっている。
研究チームは今回、隕石衝突などで生じる水星表面の凹凸の程度(ラフネス)を数値化、収縮地形の分布と比較した。その結果、クレーター付近などラフネスが高いところは収縮地形が少ない傾向が判明。これを考慮に入れて補正すると、半径は12km近く縮んでいたことが分かった。

ベネチア国際映画祭 金獅子賞は「ウーマン・アンノウン」

世界三大映画祭の一つ、第83回ベネチア国際映画祭の授賞式が9月12日夜(日本時間13日未明)行われた。コンペティション部門の最高賞の金獅子賞にメイ・エルトーキー監督のデンマーク、スウェーデンなごの合作「ウーマン・アンノウン」が選ばれた。
日本の是枝裕和監督の「ルックバック」、塚本晋也監督の「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」両作品の受賞はならなかった。
「ウーマン・アンノウン」は、戦後のデンマークを舞台に、ナチスに協力した過去を暴かれることを恐れる女性たちの姿を通じて、戦争がもたらす”傷”を描いた作品。

小惑星「リュウグウ」は太陽系初期の天体の残骸 北海道大

北海道大学などの国際研究チームは、「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った試料の年代の分析結果を公表した。試料に含まれるマンガンとクロムの放射性同位体を調べた結果、約45億6,530万年前にできたことが分かった。このことから、リュウグウは、太陽系ができた初期段階の天体の残骸だった可能性があるという。これらの成果は、米科学誌「サイエンス」に掲載された。

AI”暴走”の脅威 開発減速へ協調訴え アンソロピックCEOら

米アンソロピックのダリオ・アモディCEO(最高経営責任者)やオープンAIのサム・アルトマンCEOは9月12日、加速するAI(人工知能)開発がもたらす、AIの”暴走”の脅威が差し迫っているとの認識のもと、開発の減速へ協調すべきだと訴えた。
ダリオ・アモディCEOは、対応を誤れば半年から1年以内に、ネット全体が乗っ取られる恐れもあるーーと警告している。

中部電力 浜岡原発の審査取り下げへ 3,4号機の再稼働遠のく

政府関係者によると、中部電力は9月11日、浜岡原子力発電所(所在地:静岡県御前崎市)3、4号機の再稼働審査を取り下げる方針であることが分かった。地震動データの改ざん、不正など相次ぐガバナンス不全の事態発覚を受け、自主的に審査の継続を断念した。これにより、3、4号機の再稼働は一段と遠のき、全く見通せなくなった。