東京都のまとめによると、2023年に都内を訪れたインバウンド(訪日外国人)は1,953万8,000人に上った。新型コロナウイルス流行前の2019年のに比べて28.7%増え、過去最多を更新した。また、インバウンドが都内で消費した金額も同2.2倍の約2兆7,586億円だった。
インバウンドのうち、宿泊客は同53.5%増の1,730万5,000人、日帰り客は同42.8%増の223万3,000人だった。
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「スシロー」8/21 中国・北京市に初出店 初の個室設置
FOOD&LIFE COMPANIES(本社:大阪府吹田市)は8月21日、中国・北京市で初めて回転すし「スシロー」の店舗を開業する。北京市中心部の大型ショッピングセンター内で「西単大悦城店」を開業する。客席は234席で、店舗面積は約500㎡。すしは一皿10〜28元(約200〜570円)。
スシローとして中国初となる個室を設けた。10人部屋を2部屋、6人部屋を2部屋それぞれ設置している。利用料金は10人部屋が50元、6人部屋が25元。同店舗では回転レーンにすしを流さず、各テーブルに設置した大型モニター上に回転レーンを再現する「ジロー」を導入。モニター上に流れるすしをタッチして注文すると客席に商品が届く仕組み。
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奥村組 木造ハイブリッド構造の自社寮に「CELBIC」採用
奥村組(本社:大阪市阿倍野区)は8月19日、CELBIC研究会(ゼネコン13社の共同研究会)で開発した環境配慮型BFコンクリート「CELBIC(セルビック)」を、現在進めている自社寮(所在地:埼玉県川口市、部屋数:60室)の基礎・地中梁に採用したと発表した。これにより、躯体工事におけるCO2排出量を削減する。
セルビックはコンクリート材料として普通ポルトランドセメントの一部を「高炉スラグ微粉末」で代替することにより、セメントの製造過程におけるCO2排出量を削減するコンクリートで、建物の部位により使用率を10〜70%範囲で使い分けることができる。今回は普通ポルトランドセメントを用いた場合と比べ約63%CO2排出量(約45トン)を削減することができるという。