「餃子の王将」社長射殺事件で無期懲役求刑

「餃子の王将」を展開する王将フードサービス社長の大東隆行さん(当時72)を射殺したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われた特定危険指定暴力団工藤会系組幹部、田中幸雄被告(59)の公判が京都地裁で開かれ、検察側は無期懲役を求刑した。この事件について「計画的、危険な犯行で、強固な犯意が認められる」と指摘した。
一方、被告は2025年11月の初公判で、「私は決して犯人ではありません」と述べ、無罪を主張している。判決は10月16日の予定。

公取委 広告業71社を指導 制作の取適法違反で 

公正取引委員会と中小企業庁は6月29日、広告会社と制作会社間の取引を集中調査し、中小受託取引適正化法(取適法)違反やその恐れで計71社に指導を行ったと発表した。
調査は2月以降、主に広告会社が制作会社に発注した取引を対象とした。全体で計174件の違反行為を確認。類型別では「書面の不明示・明示不備」が60件で最も多く、「支払い遅延」が40件で続いている。
1月施行の取適法は、発注内容などの明示を義務として規定している。もともと広告業界は口答で発注する商慣習がある。公取委はトラブル防止のため、広告業界に取引環境の是正を求めた。

美輪明宏さん死去, 91歳 最期に「ありがとう」 

「ヨイトマケの唄」、舞台「黒蜥蜴」などで知られる歌手で俳優の美輪明宏(みわ・あきひろ、本名:丸山明宏)さんが6月20日、老衰のため亡くなった。91歳だった。最期は家人に「ありがとう」と、ひと言感謝の言葉を伝え、静かに目を閉じたという。
所属事務所が28日、発表した。通夜、告別式は本人の意向で近親者のみで執り行った。お別れの会や、故人を偲ぶ会の予定はない。

猛暑のパリで109人死亡, ドイツ, チェコ40度超

熱波に見舞われた欧州各地は6月27日も気温が上昇し、フランス、ドイツ、チェコなどで最高気温が40度を超えた。フランスメディアによると、パリの救急当局は26日に通報を受け、駆け付けた住宅や公共施設で計109人の死亡を確認した。
パリは24日の最高気温が40.6度となり、2019年7月の42.6度に次ぐ歴代2番目の高さを記録。25日も40.1度まで上がった。エアコンのない住宅で暮らす大部分の市民にとって、耐え難い暑さが続いている。
フランス中部では27日、41.7度(暫定値)を観測。ドイツ東部で41.5度となり、2日連続で史上最高を更新。チェコでは首都プラハの北部で40.8度を記録した。
こうした熱波を受け、涼をを取ろうと皮などに入る人々の事故が頻発しているという。

ベネズエラ地震の死者1,430人, 数千人の恐れも

ベネズエラのロドリゲス暫定大統領は6月27日、同国北西部で24日発生したマグニチュード(M)7超えの2回にわたる大地震で、死者が1,430人に上ったことを明らかにした。負傷者は約3,200人という。
ただ、まだ建物の瓦礫の下に閉じ込められている人も多数いるとみられ、各国から2,000人の救援隊が現地入りしているが、被害の全貌は把握できていない。このため、死者、行方不明者ともさらに増える恐れがある。ロイター通信は、死者が数千人に達する恐れがあると報じている。
国際移住機関(IOM)は27日、今回の地震により同国内で最大676万人が被災した可能性があるとの推計を発表している。

トランプ氏 イランが停戦違反 ドローン攻撃で

ホルムズ海峡からの船舶の脱出を巡り、イランがドローン(無人機)でシンガポール船を攻撃したことをきっかけに6月26、27日、米中央軍によるイラン軍事施設と、イランによるクェート、バーレーンの米軍軍事施設への2日間にわたる攻撃の応酬があった。
ただ、米国側は、これらは米国・イランの戦闘再開を意味するものではないと説明している。
トランプ米大統領は6月26日、イランがホルムズ海峡を通過する貨物船をドローン(無人機)で攻撃したとSNSに投稿した。同海峡で25日にあったシンガポール船籍に、27日にパナマ船籍へのドローン攻撃があったことを理由に米中央軍の攻撃が行われた。
トランプ氏は26日、「明らかに停戦協定への愚かな違反行為だ」と主張している。